ストレスを治療で改善?
from 山口拓也
埼玉 越谷 治療院より
いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!
今回も勉強熱心なセラピストさんに向けて
ストレス・重だるさに対する治療アプローチ
というテーマでお伝えしていきます。
ストレスや重だるさで辛い患者様は非常に多いですよね。
実際、治療で治そうなんて思わないですよね。
現代人は、日々の過労やストレスを溜める生活をしてるのがほとんどです。
ストレスや重だるさがある状態では、
患者様自身が体を治そうというモチベーションも上がりませんし仕事などの生活にも支障が出てしまいます。
せっかく我々はセラピストなんですから、
内臓治療では抗ストレスホルモンに関与する
内臓アプローチを行ったり
様々なアプローチを駆使して症状を軽減・改善することができます。
少しでも参考になっていただければと思います。
【ストレスや重だるさについて】
ストレスは、体にとって大きな害をもたらします。
ストレスが心臓・胃・膵臓・腸・副腎・肺など
に大きな悪影響があることを知っていますでしょうか?
だからこそ、ストレスの根本原因を取るのが基本的ですね。
もし患者様がストレスが極度にかかっていたら
下記のアプローチをおすすめします。
【ストレスに対するアプローチ一覧】
①副腎アプローチ
副腎とストレスの関係は、
過去にも何度かお伝えさせて頂きました。
復習として、もう一度お伝えさせて頂きますね。
副腎には、抗ストレスホルモンがあるため
ストレスや重だるさへのアプローチの際は
非常に重要となってきます。
(具体的な副腎の抗ストレスホルモン)
・アドレナリン
・ノルアドレナリン
・コルチゾール
上記のホルモンは、交感神経を優位にするホルモンで
ストレスがかかる時に上記のホルモンを分泌して
交感神経を優位にし血糖値や血圧をあげてストレスに対応する働きがあるんですよ‼︎
だからこそ、上記のホルモンがストレスとの関係が深いということですね。
また、以前うちのスタッフの鈴木さんがHPA軸をメルマガで解説していたのを覚えているでしょうか?
HPA軸とは、視床下部ー下垂体ー副腎軸のことを指します。
視床下部からの刺激で下垂体に影響し、
副腎のホルモンの指令を出している事ですね。
【HPA軸とは↓】
【ストレス軸に対するアプローチの動画はこちら↓】
【膵臓アプローチ】
膵臓は、内臓の中でも感情の臓器
とも呼ばれております。
うつ傾向の方は、ほとんどの患者様が膵臓疲労しています。
血糖値も不安定ですしね。
また、膵臓は潜在意識と深い関係があるとも言われています。
無意識で不快感や怒りなどを溜め込んでしまうと
膵臓に影響してしまいます。
ぜひ、ストレスが強い人は膵臓を診てみて下さい‼︎
【心臓アプローチ】
心臓に関しては、ストレスだからというよりも
負担がかかっているから治療をすることをお勧めします。
ストレスからの高血圧や頻脈などもありますから・・・
【肝臓アプローチ】
東洋医学の世界では、肝臓と怒りは非常に深い関係があると言われています。
肝臓の症状に易疲労性があり、肝臓に負担がかかってしまうと毒素を解毒されず
体内に残りエネルギーを作れない状況になってしまいます。
肝臓にもしっかりアプローチをするようにしておきましょう。
【まとめ】
ストレスがかかると様々な内臓に負担がかかるので、
肺や腎臓などにもアプローチすべきですが今回は
優先順位が高い内臓をあげさせて頂きました。
少しでも参考になればと思います。
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也