その他

【患者さんが治せない理由】施術で重要な考え方

おはようございます。

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます。

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

今回は、「自分が患者を治せなくて悩む理由」についてお伝えさせていただきます。

みなさんにとって、この悩みを超えてきている方もいれば

この悩みにぶつかっている人も現在いらっしゃるかと思います。

私もとても悩むこともありますが、乗り越え方も知っています。

なぜこんなことを話すかと言いますと、

今まで、多くの技術や評価方法を学んで来ましたが

必ずまた治すことが困難なケースに出会う日がやってきます。

いつの日も必ず自分の課題を見つける時は、必ずやってきます。

その時みなさんはどのように前に進んでいきますか?

私はとにかく評価・技術・知識をつめこみ、つめこみ対応していこうと散財し続けました。

散財し続けているのは今もですが、今は考えて、自分の目標に向かって

投資をしているつもりですが、昔はいろんなものに振り回されていました。


例えば

・同僚が学んでいたなんとか方法

・先輩が学んでいるなんとか方法

・後輩が学んできたなんとか方法

・SNSでみたなんとか方法

・自分が治せなかった患者が治った方法

そのたびお金を出して

勉強することで自分を安心させようとなんとかしていました。

患者を良くしたい気持ちはありましたが、

上手く良くできない焦りや、周りが結果を出す焦りに自分を見失うとこんな感じになります。

✅治療院では集客できない

✅人気が出ない

✅院の方針に合わないなど

これもまた患者が良くなるための根本とかけ離れた悩みに振り回されるケースですね。

もちろん、基本的な知識・技術はとても重要です。

そこがきっちりしていないと、次のステップに行く準備ができていません。

一つの目安としてすぐ良くできる人と

なかなか良くできない人の違いについて悩み始めたら視野の広げ時かもしれません。

私も一時期、腰痛や肩関節周囲炎、膝関節症・股関節症など

すぐ良くできる方となかなか良くできない方のムラがあって悩みました。

病院で患者をみていると自分の仕事の範囲を勝手に決めているような面があったり、

治療院で治療していると、病院を頼ると患者が来なくなると心配したり、

自分の仕事の範囲や自分でみる範囲を決めていて、

患者が良くなるためになんでも協力していく、なんでも相談にのる、

原因の原因まで関わっていく責任感、その時その時の最善を一緒に考えていける

包括的な考え方ができるかどうかが重要になってきます。



私の場合、理学療法士としての役割を勝手に決めていた感があります。

学校の授業でやってきたようなことが、自分のやるべき仕事だと

正直、知識がなさすぎていわゆる歩行訓練やADL訓練で

一杯一杯で視野を広げることが出来ていませんでした。

運動器や神経生理学に関する知識がついていくと、しばらくは

知識・技術に走る期間があって当然だと思いますが、また壁にぶつかる時が来ます。

私も、ある時に言われたことばがきっかけでした。

「今のその考えで治せない時、鈴木さんはどうするんですか?」

この言葉が視野を広げるきっかけになりました。

その後今の自分の考えはこうなっています。↓

上の図の中で言うアウターアプローチが

私の考えている範囲でした。

治らない良くならない、悩んでいた時に見ていた視野は、とても狭いものでした。

上の図は私が考える患者が健康になるための原理原則だと思っています。

いってしまえば心技体がつまっていると思います。

自分のアウターアプローチの技術が、知識がないと言っていても、

問題がインナーやメンタル、あり方にある場合、患者の症状の戻りに悩んだり、変化が出ないと

悩むことになります。

私がいつもセミナーで自己紹介する時に話す内容は、

ALLアプローチ協会の自分なりの意味は、

患者が良くなるのであれば、なんだって協力できるセラピストを増やしていきたいから

今ここに立っていると話しています。



もし、昔の私と同じように悩んでいるのであれば、上の図のような視野に広げて

一つ一つに対して関わっていけるように学んでみてください。

だんだん、コーチングやティーチングを使って、患者が勝手に治っていけるように導いていくことが

できるようになってくる日が訪れてきます。


最後に、上の図で見落としがちなのが、セラピストの体、セラピストのメンタル

セラピストの健康状態が自分の施術や患者とのコミュニケーションに関わることを

重要視していただけるとよりレベルアップしていく

きっかけになると思います。

本日は以上です。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございました!

鈴木正道

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