骨格テクニック

骨盤の評価方法【筋膜・骨盤治療の重要性・内臓との関連】

皆さん こんにちは 山口拓也です。

いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、

ありがとうございます!

今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて

骨盤の評価方法【筋膜・骨盤治療の重要性・内臓との関連】

というテーマでお伝えしていきます。

【なぜ、骨盤調整が重要なのか?】

まず、骨盤には数多くの筋筋膜がつながっております。

8本の筋膜ラインが骨盤に付着しており骨盤治療は全身に影響されると言われております。

私は、ほとんどの患者様に初めに骨盤調整を行っております。その方が、後に行う筋膜調整がやりやすいですしね。

最近では、骨盤調整を行いながら筋筋膜の治療をしていますね。

ポイントとしては、筋筋膜の土台とも言っていいでしょう。

それでは、評価方法をお伝えしますね。

【骨盤評価方法】

仙腸関節の触診をすると、左右で高さや回旋などでずれている方が非常に多いと思います。

※PSISが触れない人は、腸骨稜からPSISを触ってみてください。

まず、PIで評価していきます。

RPI:右の腸骨(PSIS)が下がっていて左の腸骨(PSIS)の方が高い

LPI:左の腸骨(PSIS)が下がっていて右の腸骨(PSIS)の方が高い

WPI:左右どちらも腸骨が下がっている。内臓下垂の影響が非常に高い。

後は、股関節、骨盤前面の筋筋膜が骨盤の回旋や前後傾の動きを評価してみてください。

骨盤だけでなく、腕頭関節や脛腓関節も同様ですが

加齢とともに潰れて広がります。硬さにも問題がある方が非常に多いです。

●悪さはどこに?

◆RPI→右前面(上半身)と左後面

下半身は反対側。

◆LPIは真逆

WPIはバラバラですね。

【仙腸関節の治療について】

PSISの斜め下をタッチし(腸骨ごと操作するイメージ)両方のPSISを近づけるように締めてあげてください。

仙腸関節周囲は、殿筋があるので骨のイメージをしっかり持ってください。

仙腸関節の調整をしながら筋筋膜の調整なども行えるので、ぜひ行ってみてください。

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!

それでは、また明日!

ほんとに知ってる?食物繊維の働き!ポイントは3つ!前のページ

【栄養学】マニアック肝臓解毒シリーズ 「硫酸化」次のページ



関連記事

  1. 骨格テクニック

    手のアーチ 足のアーチの重要性とは?【構造‐機能‐筋肉】

    皆さん こんにちはALLアプローチ協会代表 山口拓也です。…

  2. 腰痛アプローチ

    【骨格調整】脚長差が体に及ぼす影響(腰痛)(股関節痛)

    おはようございます。いつも当協会の公式ブログをお読みいただき…

  3. その他

    骨膜リリースの有用性と 骨の形を整える考え方

    おはようございます。いつも当協会の公式ブログをお読みいただき…

  4. 骨格テクニック

    胸椎の重要性【胸椎治療‐自律神経‐セルフメンテナンス‐内臓治療との関係】

    皆さん こんにちは ALLアプローチ協会代表 山口拓也です。…

  5. 骨格テクニック

    【頚椎〜胸椎】側湾症のための脊柱リリース

    みなさん こんにちはALLアプローチ協会 代表 山口拓也です…

  6. 骨格テクニック

    仙腸関節アプローチ・テクニックの重要性について

    from 山口拓也整体院 デスク よりいつもALLアプローチ…



公式メルマガ


治療セミナーのご案内


公式ライン@

img src=" https://www.fastinglead.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4606.jpg

公式YouTube


ツイッター

プレミアムコース


栄養プロフェッショナルコース


1日アロマテラピー講座

  1. 解剖学

    【解剖学・触診】そうだったの!?スカルパ三角の臨床意義と触診方法
  2. 栄養学

    【内臓治療】【身体感覚】ファスティングをすることで得られる感覚
  3. 内臓調整

    【内臓マニュピレーション】胸郭アプローチと内臓整体・テクニックの重要性
  4. 筋膜リリース

    【鼠径痛ケース】筋連結ラインを自分で見つける楽しみ方
  5. 栄養学

    【栄養指導・たんぱく質 パートⅠ】セラピストに必要なタンパク質指導の知識
PAGE TOP