内臓調整

神経リンパ反射からのオススメアプローチ一覧

from 山口拓也
整体院 デスク より

いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!

本日は、
「神経リンパ反射からのオススメアプローチ一覧 」
というテーマでお話をさせて頂きます。

本日は、神経リンパ反射のアプローチについて書かせて頂きます。

このアプローチは、
今まで伝えた内臓反射点とは、
違いますので使い分けて頂けると幸いです‼︎

この神経リンパ反射のアプローチは、
内臓治療を始めて行った際に活用しておりましたので
ぜひご参考にして頂ければと思います‼︎

【神経リンパ反射 チャップマン反射について】

この反射点は、今まで伝えてきた内臓の反射点とは違います。

私自身、今までメルマガで伝えてきた内臓反射点とは
異なりますのでご注意下さいね。

(臨床における反射の価値とは?)

①診断の補助に活用できる。内臓の状態を評価します。

反射点の部位が、下記のような特徴があれば内臓の機能低下を疑います

・小さい

・なめらか

・硬い

・孤立して触知できる

・直径約2、3mm

②体液、主としてリンパ液の動きに影響を与えるために利用できる

③神経系を通じて内臓の機能に影響を与える。
(特的の器官や内臓に対する交感神経系の悪影響を低減する)

上記のような価値があるのが、チャップマンの反射点となります。

実際にこれを使用して過敏性腸症候群お患者さんは

神経リンパ反射を用いてほぼ正常になったと報告もしております。

神経リンパ反射は、場所を覚えればすぐできるところが大きなメリットですね‼︎

【神経リンパ反射のメカニズムとは・・・?】

神経リンパ反射点に刺激を加えると、交感神経繊維を通じて

動脈、静脈、リンパ節などに影響が及びます。

このような刺激を受けると、
組織に排出する求心性および遠心性の管が増減し、
リンパ液の流れも増減します。

それによって、リンパ系全体の排出に影響が及びます。

上記のメカニズムで体液の関係から内臓に対してのアプローチにつながっていくとされていますね。

少し難しい話でしたが、神経系を介して内臓に関与する体液にアプローチできるということです‼︎

【私がオススメする神経リンパ反射のアプローチ部位】

まあ、昔練習で神経リンパ反射の練習をよく仲間と練習していたのですが

それなりに全部変化はでました(笑)

ただ、分かりにくいのも多くありましたね^^;

というわけで、変化が出やすく分かりやすい

なおかつ臨床でアプローチできるという点からオススメを紹介させて頂きますね。

①大腸アプローチを外側広筋で

神経リンパ反射では、大腸は外側広筋となっています。

もっと詳しく書くと、
外側広筋の右側の下方3分の1エリアは、みぢの大腸の湾曲部と繋がり

外側広筋左側の下方3分の1エリアは左の大腸の湾曲部に繋がっています。

私自身のアプローチとしては、
外側広筋と腸脛靭帯を同時にリリースをかけていきます。

特に女性にやることが非常に多いですね。

なぜかというと、神経リンパ反射でいうところの

腸脛靭帯は子宮広間膜、前立腺の反射点となってます。

女性は、甘いもの食べ過ぎて

肝臓の使いすぎでうっ血して内臓下垂により大腸〜子宮まで

圧迫してますからね。

肝臓のアプローチ後に上記の外側広筋と腸脛靭帯をアプローチしたら

大腸や子宮も緩んでなかなかの効果を発揮しますよ‼︎

是非実践してみて下さい‼︎

②横隔膜(幽門部)に胸骨全面

これは、めちゃくちゃ簡単だからおすすめとしてお伝えさせて頂きます。

すごい簡単で胸骨全面をマッサージするだけで横隔膜が緩むんですよ。

幽門部だから胃のアプローチになるんですけどね(笑)

胸骨全面は、横隔膜(幽門)の反射点ですから

通常の横隔膜アプローチとセットでやるといいかもしれませんね。

ぜひ参考にして頂ければと思います‼︎

本日の記事は以上となります。

FB.ツイッターなどでシェアして頂けると非常に嬉しいです^ ^

本日も最後までお読み頂きまことにありがとうございました。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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