内臓調整

【内臓テクニック】大腸の調整がたった3分で出来る5つのポイントとは?

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、本当にありがとうございます!!

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也です。

本日も、

勉強熱心な理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師などセラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアやヒントをお伝えします。

今回は、

【内臓治療】大腸の調整がたった3分で出来る5つのポイントとは?

というテーマでお話していきます。

「大腸」は、盲腸⇒上行結腸⇒横行結腸⇒下行結腸⇒S状結腸⇒直腸まであり、治療する範囲はかなり広範囲になります。

一つ一つ評価をして治療をしていると、かなり時間がかかり、10~20分程度かかってしまい、それでは治療時間のロスに繋がります。

実際臨床での大腸の調整は、「5つのポイント」を抑えていただいて、

評価・治療を進めていただければ、たった3~5分程度で大腸の調整は完了できます。

そうすれば、臨床で上手く活用できるので、時間が奪われることなく治療を進められるようになります。

では、「5つのポイントとは何か?」について詳しく解説していきます!

①  回盲

小腸の「回腸」と、大腸の「盲腸」の間の部分になります。

この部分は、「回盲弁」と言われる閉じたり開いたりしている蓋みたいなものがあります。

役割としては、腸内細菌の中の善玉菌を、小腸に多く排出されないようにコントロールをしています。

盲腸に、善玉菌が貯蔵されており、免疫機能の役割を果たしています。

この回盲弁は、硬くなりやすい部位です。

触診部位は、

「右上前腸骨棘(ASIS)から臍を結んだ線の、ASISから1/3のところ」

になります。



アプローチ方法としては、

「回腸から盲腸を引き離していくようなアプローチ」をしていくことで、

効率よく治療ができます。



②  上行結腸曲

上行結腸から横行結腸に移行する部位になります。

ここはちょうど「曲がり角」になっている部分なので、便が溜まりやすかったり硬くなりやすい部位になります。

また、上部に肝臓が位置するため、肝臓が疲労により重くなり後下方に落ちてくると、

肝臓による圧迫を受けて、硬くなってしまうケースもあります。

まず、肝臓による圧迫がある場合には、肝臓と結腸の間を引き離すようなアプローチをしてください。

その後、上行結腸と横行結腸を引き離していくようなアプローチをしていくことで、効率よく上行結腸曲の調整ができます。

③  下行結腸曲

横行結腸から下行結腸に移行する部位になります。

ここも上行結腸曲と同様に、「曲がり角」のため、便が溜まりやすく硬くなりやすい部位です。

また、「脾臓」が上部に位置するため、上行結腸曲の肝臓と同様に、脾臓脳疲労により後下方に落ちてきて圧迫を受けて、

硬さを作ることがあります。

また、脾臓と下行結腸は膜での連結もあります。

まず、脾臓と結腸の間を引き離すアプローチをして、横行結腸と下行結腸を引き離していくようにアプローチをすることで、効率よく調整ができます。

④  S状結腸

その名の通り、「S字形」をしているので、便が溜まりやすく硬くなりやすい部位になります。

触診部位、「左上前腸骨棘から1~2横指内側」になります。

アプローチ方法は、「下行結腸からS状結腸を引き離していく」ようにアプローチをしていきます。

ベクトルとしては、内側上方にS状結腸を引っ張ていくことで、効率よく調整が出来ます。

⑤  胃―横行結腸

今までは、上記の4つのポイントで終えていたのですが、この部分もかなり臨床上重要になってくのでご紹介いたします。

胃と大網(腸の表面のカーテンのような膜)とのつながりがあり、大網と膵臓・横行結腸など深部の消化器官と繋がりがあります。

この胃―大網―横行結腸・膵臓の周囲に癒着がおきて、大腸の硬さを作っているケースがあります。

なので、胃と横行結腸を引き離していくようなアプローチをしていくことで、胃の調整にもなりますし、横行結腸を効率よく調整することができます。


体幹伸展や左肩挙上、左頸部の残りの痛みや最終域の動きが、この部位の調整で改善することが多々ありますので、活用してみてください!

<まとめ>

大腸を効率よく調整するために、

①  回盲

②  上行結腸曲

③  下行結腸曲

④  S状結腸曲

⑤  胃―横行結腸

の5つのポイントを押さえてください!

ここの評価・治療を行えば、短時間で大腸の調整がしっかりと出来ますので、是非明日からの臨床で活用していただけたらと思います。

本日は以上になります。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、本当にありがとうございました!

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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