栄養学

理学療法士が身につけておくべき栄養指導に必要な栄養学(マーガリン編) マーガリンについて・・・

From 山口拓也
埼玉 越谷 整体院より

いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!

今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
理学療法士が必要な栄養学のマーガリンについて・・・
というテーマでお伝えしていきます。

私の整体院の話ですが、

患者様でよく朝ごはんにマーガリンをつけて

パンを食べたりすることが非常に多いです。

やはり、

まだマーガリンの危険性を知らない方が

非常に多いんですね。

だからこそ、今回はマーガリンの危険性を

セラピストの皆様にお伝えしていきたいと思います。



【そもそもマーガリンって何?】

マーガリンの原料は液体の食物油です。

食物油の時点では、

まだそこまで強い負担ではないのですが・・・・

これをバターのような個体に保つために

化学処理をしていて「液体の食物油」に

水素を添加する方法で個体にしています。



そしてこの個体化する過程において

「トランス脂肪酸」ができます。



このトランス脂肪酸が体にとって非常に有害なんです。

いかにトランス脂肪酸が危険であるかを解説しますね。



【トランス脂肪酸とは・・・?】

構造中に二重結合を持つ不飽和脂肪酸です。

と言ってもわからないですよね・・・。

上記に記載したように、製造する過程で発生します。

具体的には↓

・フライドポテト

・ドーナッツ

・パン

・ケーキ

・生クリーム

・ビスケット

・ポップコーン

・ハンバーガーなど

日本中どこでもトランス脂肪酸を紛れていますね。

【トランス脂肪酸が危険な理由】

血液中の悪玉コレステロール(LDL)を増やし、

善玉コレステロール(HDL)を減らします。

その結果、

心臓病のリスクを高めてしまうことにつながります。

・体脂肪として蓄積されやすく、肥満になります。


【人体への恐ろしい影響とは・・・?】

・心臓疾患のリスク増加

・認知機能の低下

・高血圧・高血糖・糖尿病のリスク

などなど・・・

認知機能さえも低下してしまうんですね。

【マーガリンをどう指導する?】

マーガリンですが、まずは摂取しないことです。

マーガリンをぬらなくても一部パンの中に入っている場合が多いですし、パン自体にトランス脂肪酸が入っているのでパン食の人は玄米などに変えることを指導してみてください。

トランス脂肪酸は、人を壊す成分なので、ぜひ臨床に生かしてみてください。

内臓治療や頭蓋治療・筋膜治療をしても

栄養指導しなければ、元にもどりますよ・・・

本日の記事は以上となります。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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