From 山口拓也
埼玉 越谷 レイクタウンから…
いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!
今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
「内臓と感情のタイプを解説」
というテーマでお伝えしていきます。
東洋医学の世界では、
感情と内臓を表す「五行の相関図」という言葉があります。
やはり、感情の負担が
内臓に悪影響を及ぼすことが非常に大きいです‼︎
ぜひ、頭の片隅に感情と内臓がどのようにリンクしていて
実際の臨床で患者様がどんな感情で
内臓に負担がかかっているのかというのを
考察していただければと思います‼︎
鍼灸師さんとかが詳しいと思いますが、
ぜひ知らなかった人は臨床に生かしてってください。
【五行の相関図って何?】
古来の中国で、内臓と感情の関係を
5つに分類しているのが五行の相関図です。
怒り=肝臓
喜び=心臓
思い悩む=脾臓
悲しむ=肺
恐る=腎臓
この5つですね。
タイプ別に考えることもできます。
肝臓タイプ、心臓タイプなど…
生まれ持ってどの内臓にエネルギーがたまりやすいのか?
興奮しやすいのかなど
【どう臨床に活かせばいいの?】
例えばですが、
いつも仕事でイライラ怒っている人は
肝臓に負担がかかりやすいです。
逆に食生活などで肝臓に負担がかかっていると、
イライラしやすくなったりするわけです。
なので、イライラして肝臓に負担がかかって内臓治療しても
「肝臓由来である症状のもどり」がある場合は
イライラの原因を排除できるようにアプローチしたり…
感情と内臓の関係性を考えて
心理面の生活習慣アプローチを
臨床に取り入れて見ましょう。
【タイプを1つ1つ解説‼︎】
生まれた時からタイプがあるので、
少し知っておくといいと思います。
性格分析にもなりますからね笑
どの内臓が活発になりやすいかで、
感情の表現が違ってきます。
■肝臓タイプ
・非常に怒りっぽいが故に判断しやすい
・肝臓のエネルギーを上手に使えているときは、
思考や行動にキレが出てくる
・頭も良く仕事もテキパキできるタイプ、
正義感や責任感が強い
出やすい症状としては?
・目、爪、筋肉に現れやすい
・PMS,生理痛、不妊などが多い
・不定愁訴
・顔の黒ずみなど
■心臓タイプ
・明るい
・よく笑う
・ムードメーカー
・行き過ぎた行動を取りやすい
・スピード感を持って行動できる
・ゆっくり着実にというのは性に合わない
・不安定だと躁鬱状態になってしまう
出やすい症状として↓
・背中に現れやすい
・のぼせる、動悸
・不安定、胸騒ぎ
・浮腫み
■脾臓タイプ
・食べることが好き エネルギーを消耗しやすい
・記憶力や思考力に優れ、情報処理能力も高く仕事ができる人が多い
・過食、糖質中毒になりやすい
・思考力を高めるためには、食生活をしっかりすること
出やすい症状として↓
・消化器系が弱く疲れやすい
・顔や肌に症状が現れやすい
・シワやたるみが出やすい
■肺タイプ
・弱者に優しい傾向がある
・共感能力が非常に高い
・感傷的になりやすい
・クールな反面、情が熱い
出やすい症状↓
・皮膚や鼻、呼吸器系に出やすい
・アレルギー系
■腎臓タイプ
・石橋を叩いて渡るタイプ
・生存の欲求が高い
・現実的、意志力が高く情に流されない
・分析力、適応力がある
出やすい症状↓
・腰痛
・老化、排尿、耳鳴り、めまいなど
以上が性格タイプです。
自分はどれなんだろうという視点で見てもいいと思います。
患者様にも1つ1つタイプがあり、
感情から内臓に負担をかけることも
多いにありますのでぜひ実践して見てください。
最後まで記事を読んでいただき本当にありがとうございました。
山口 拓也
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