内臓調整

【内臓マニュピレーション】心臓アプローチ 精度アップする3つの方法

おはようございます。

ALLアプローチ協会 代表の山口拓也です。

本日は、

「心臓アプローチ 精度アップするための3つの方法」

というテーマでお話をさせて頂きます。

今回は、内臓治療の中の心臓の話ですね。

心臓治療ですが、
皆さんは行えておりますでしょうか??

私自身、内臓治療の中でも非常に多くやることが多いのは

心臓治療です。

しかし・・・

セミナーで受講生に聴くと

「内臓治療の中でも、心臓治療あまりやれないんですよ・・・」

と言った言葉をよく聞きます。



というわけで

心臓アプローチの精度アップという話やら

簡単に行える心臓アプローチの話をさせて頂こうと思います。

【心臓治療のイメージ】

内臓治療は、イメージが重要ですから

内臓の解剖生理学をしっかり学びましょう。


知っておくべき知識として

・心臓の重さ(300グラム)

・右心房、左心房、右心室、左心室

・弁(三尖弁、僧帽弁、肺動脈弁、大動脈弁)

・位置(左斜め側に傾いている)

・栄養血管(冠状動脈)

・上下大静脈、大動脈

・肺動脈・肺静脈

・心臓の付着
(横隔心膜靭帯、胸骨心膜靭帯、椎骨心膜靭帯、頸椎心膜靭帯、内臓心膜靭帯、食道、気管支、肺静脈)

などなど・・・

心臓治療する際は、最低でも上記の解剖学を勉強しておくと

治療のイメージが深くなると思いますよ‼︎



【内臓治療の精度アップする方法とは?】

心臓は、360度様々な靭帯で固定されています。

そして、ポイントとして横隔心膜靭帯・胸骨心膜靭帯、上胸骨心膜靭帯、椎骨心膜靭帯で固定されているということです。

心臓は、心筋と呼ばれ肺循環と体循環がありますが靭帯の影響で動きが阻害されて上手く心臓の働きを阻害してしまいます。

そのため、心臓アプローチとしては心臓以外の構造アプローチも重要となってきます。

①胸骨リリーステクニック

胸骨ですが、心臓と2つ靭帯で繋がっており

縦隔を構成している1つの骨ですから心臓治療の前にアプローチをする必要があります。



アプローチ方法として、最も簡単なのは

胸骨筋にアプローチをかけることです。


胸骨の動きやアライメント不良の要因として、胸骨筋の硬さが影響していることがありますから

しっかりアプローチする必要があります。


他にもアライメント調整もしておく必要があります。


アライメント調整として、左右のズレを修正するのですが

動画で話しておきますね。


胸骨リリーステクニックは、感情系の解放テクニックや自律神経調整テクニックでもありますので

ぜひ行ってみましょう。



②横隔膜リリーステクニック

横隔膜リリーステクニックは、皆さんもやること多いと思いますが

心臓と横隔膜は靭帯で付着していますから、確実にアプローチかけましょう。


他にも、心膜はDFLの1つですから

横隔膜や腸腰筋が硬いと心膜の硬さ・癒着につながります。


また、横隔膜の動きにより

心臓は椎骨1個半分ほど移動しますから

横隔膜が硬いと心臓の可動力がなくなりますから

すぐに硬くなりますよ。



③胸椎アプローチ

胸骨のアプローチですが、アライメント調整をして欲しいのですが

直接法や間接法などでアプローチをかけましょう。

特に意識して欲しいのは、胸骨1番です。

胸骨1番は、反射点でもありますから忘れずに‼︎

④反射点アプローチ・頭蓋アプローチ・DFLアプローチ

昔のメルマガでもお伝えしましたが、

反射点に圧をかけるだけでもアプローチになりますから

(反射点一覧)
⓵左母子球中央
②下肢腓腹筋アキレス腱移行部(左)
③体幹左第2肋骨中央
④上腕内側
⑤胸椎1番

他にも、心臓は頭蓋骨との関連もあります

蝶形骨のアプローチも忘れずに行いましょう。


他にも、先ほど話しましたが

心膜はDFLの1つですから腸腰筋や横隔膜などのDFLはしっかりリリースをかけていきましょう。

本日の記事は以上となります。

もし良ければ、FB・ツイッターなどでシェアして頂けると幸いです。

次回の記事を楽しみにしておいてください。

一般社団法人 ALLアプローチ協会 山口拓也

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