筋膜リリース

ポジショナルリリースセラピーって何?【筋硬結~筋緊張~治療への応用!】

ポジショナルリリースセラピーって何?【筋硬結~筋緊張~治療への応用!】

皆さん こんにちは 

ALLアプローチ協会代表 山口拓也です。

いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、

ありがとうございます!

今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて

ポジショナルリリースセラピーって何?【筋硬結~筋緊張~治療への応用!】

というテーマでお伝えさせて頂こうと思います。

【ポジショナルセラピー(カウンターストレイン)ってなぜできたの?】

アメリカ発祥でジョーンズという方が発見した治療方法がカウンターストレインです!

日本では、ポジショナルリリースセラピーとも言われております。

発見の元は、痛みのある患者様が不自然であるが楽な姿勢を長時間とっただけで

痛みが取れたことから研究し始めたと言われております。

この治療方法の利点としては、

・ほとんど無痛で行われること

・患者さんの負担が非常に少なく危険性が少ない

・短時間で筋硬結が改善される

【どんな方法で治療していくの?】

治療対象である筋肉の拮抗筋に起始と停止を関節を操作し近づけていきます。(簡単に言えば、筋肉をたわませます。楽なポジションとも言っていいでしょう。)

その事で、固有受容器の反射障害によっておこる持続的な緊張信号を解消していきます。

【この治療方法の気を付けるべきポイントは】

リスクは、ほとんどないのですが

治療後に関節を元に戻す時はゆっくり正中位に戻してください。

そして、ポイントは90秒間は楽な姿勢を維持する(筋肉を緩ませた状態)ことです。

90秒より短いと効果が発揮できないともいわれております。

【どんな時に使用するの】

主には筋硬結や筋スパズムが出ている患者様に使用します。

基本的には、拮抗筋に使用するものですが

私自身としては、左右両側やることが痛みや筋硬結のもどりも少ないので

ぜひ行ってみてください!

【ちなみに筋硬結って何?】

筋硬結は、押すと圧痛があることから

圧痛点とも言われますね。

一過性の過大な負荷がかかりアクチンとミオシンが癒着し血流障害やエネルギー障害から癒着が持続した

ものが筋硬結です。

簡単に言えば、筋の一部分が癒着しているってことですよ!

【まとめ】

ご覧になって頂いている方も

筋膜リリースを行う際は、ポジションを使った治療をしている方は非常に多いと思います!

ぜひ、気を付けて欲しいポイントとしては正中位に戻す時はゆっくり元に戻してください!

そして、私自身も毎日治療をして感じているのはポジションの治療時間は90秒以上やると

効果が倍増しますので是非意識してみてください。

本日の記事は、これで以上となります。

それでは、また明日!

山口 拓也

松果体って大事なの?【メラトニン‐チャクラ‐活性化】前のページ

大腸、小腸アプローチについて!経絡治療・役割・内臓治療の話次のページ



関連記事

  1. 筋膜リリース

    横隔膜リリースの重要性 ストレッチ・呼吸・鍛える方法

    みなさん こんにちはALLアプローチ協会 代表 山口拓也です…

  2. 筋膜リリース

    【難治性疼痛】なかなか治らない足部痛(前半)

    おはようございます。ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 …

  3. 筋膜リリース

    【変形性膝関節症】立ち上がり時の痛みがなかなか取り切れないあなたへ

    皆さんこんにちはALLアプローチ協会 山口拓也です。…

  4. 筋膜リリース

    【鼠径痛ケース】筋連結ラインを自分で見つける楽しみ方

    おはようございます。いつも当協会の公式ブログをお読みいただき…

  5. 筋膜リリース

    【鎖骨はがし】鎖骨が血流・脳脊髄液・リンパ液を阻害し呼吸機能に変化を与える理由

    いつもALLアプローチ協会のメルマガを読んで頂き有難うございます。…



公式メルマガ


治療セミナーのご案内


公式ライン@

img src=" https://www.fastinglead.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4606.jpg

公式YouTube


ツイッター

プレミアムコース


栄養プロフェッショナルコース


1日アロマテラピー講座

  1. 骨格テクニック

    仙腸関節アプローチ・テクニックの重要性について
  2. 内臓調整

    【経絡・内臓治療】東洋医学における腎臓アプローチ
  3. 内臓調整

    【内臓調整セミナー】 肝臓アプローチのイメージを明確にして施術する
  4. 筋膜リリース

    【変形性膝関節症】立ち上がり時の痛みがなかなか取り切れないあなたへ
  5. リンパアプローチ

    リンパ系アプローチテクニックの重要性・禁忌
PAGE TOP