栄養学

【リッキーガット症候群】細菌と血液の質が、自己治癒力を高める

おはようございます。

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。


今回は

【細菌と血液の質が、自己治癒力を高める】

をお伝えさせていただきます。

細菌と血液の質がどうして自己治癒力に関係するのか?

みなさんは説明できますか?

普段セラピストと痺れや痛みについて話しているとなんでこんなに治りにくい人がいるのかなど

悩みを聴くことが多くあります。

私もだいぶ悩みましたが、ようやくこういったことが必要だと

自信を持って書けるようになってきました。

それが今回お伝えする細菌と血液の質の関係性です。

なぜ血液の質か?と言いますと、血液の主な働きに栄養・酸素の運搬と老廃物の排泄作用があります。

もちろん他にも免疫や体温など様々な作用がありますが、

痛みや痺れ、不定愁訴や体調不良に関しては、どれだけ血液の運搬能力を高められるかが

とても大切な役割になってきます。



この血液の栄養運搬能力を低下させる原因になるのが、人と共生する細菌の影響です。

◆腸内細菌(腸内フローラ)

細菌知っている方はかなり詳しくなっていて

自分で説明できる方はすでに患者に説明している方も多いかと思いますが、

まったく知らない方もまだ大多数なので、再度説明させて頂きます。

腸内細菌には、「善玉菌、日和見菌、悪玉菌」と大きく分けて3つのグループが存在します。

日和見菌は善玉・悪玉の勢力の強い方に加勢する性質をもっているので

理想的な比率は、「善玉菌2 日和見菌7 悪玉菌1」といった割合です。

この割合が、「善玉菌1 日和見菌7 悪玉菌2」

の割合になってしまうと悪玉菌優勢な腸内細菌となってしまい、

腸内で人の体に有害な物質を分泌するようになります。

善玉菌優位の場合は、人の体に有益なビタミンや

脂肪酸などを分泌し、体調をととのえてくれます。

腸内細菌の中でも悪玉菌が優勢になっている時、

悪玉菌は腸内でアミン類やフェノール類、アンモニアを

分泌することで腸壁に炎症を起こし腸粘膜を傷つけ、腸粘膜に穴を空けてしまいます。

この状態をリッキーガット症候群と言います。

このリッキーガット症候群を引き起こす原因となる悪玉菌を増やすのは食生活が主な原因となります。

主な物に、

・動物性たんぱく質の過剰摂取

・抗生物質などの薬

・食品添加物の過剰摂取

・高GI食品         など


逆に善玉菌を増やすには大きく分けて2つの方法があります。

①プロバイオティクス

乳酸菌や酵母筋を摂取して腸内環境を整えることです。

筋を摂取しても胃酸でほぼ死んでしまうので、

実際は生きて腸には届いていないようですが、

細菌の死骸は、善玉菌の餌になるので有用とされているようです。



②プレバイオティクス

善玉菌の餌となる発酵エキスやオリゴ糖、水溶性食物繊維を摂取することで

腸内の善玉菌に餌を与えることで善玉菌を増やしていく方法です。

①②を両方実施することをシンバイオティクスといって最近、CMでも見かけるようになりました。

このリッキーガット症候群ですが、重度の物は症状があまり実感していないケースが多いですが、

隠れリッキーガットは日本人にはかなりの割合でいるようです。

漏れるようになった腸からは、悪玉菌が作り出した

毒素も血液中に漏れ出すだけでなく悪玉菌などの腸内細菌や

未消化のたんぱく質・脂質・糖質も血液中に漏れ出してしまいます。

この漏れ出した細菌は血管に炎症を起こし、

様々な病気の原因につながっていくと最近研究が進んできています。

未消化の栄養素は血液中で、赤血球同士をくっつける糊の働きをして

毛細血管の中を赤血球が流れることを阻害してしまいます。

なので、もし炎症が起こり細胞に栄養を届けて損傷部位を

修復しようとする反応が起きても栄養がスムーズに運ぶことができないのであれば

その痛みはなかなか回復することはありません。

もちろん損傷部位の老廃物の代謝もうまく行きません。

治らないのであれば体はさらに未成熟な毛細血管を増やし、炎症反応を起こして

修復しようとする働きを繰り返しますが、赤血球の質や血管自体の炎症によって

思うように栄養を送り届けることができません。


こういった状態が自己治癒力が低下している状態です。

どうすればよいか?考えればわかりますね?


プレバイオティクス・プロバイオティクスを習慣的に実施し、

腸内(大腸)の状態・粘膜の状態を適正に保つことで血質を改善することができます。



どんなに運動をしても、どんなにリハビリをしても

どんなに整体をしても、細胞に栄養を送れなくなっていれば

怪我をしても怪我を治せなくもなります。

慢性的に痛みがとれなくもなります。

痺れの原因構造が良くなっても神経の血流が改善しません。

食事の質でインナーアプローチができて

血質を改善できることも知識として持っていることは大切だと思います。

できればこの効果を自分の体で実感していただけると

患者に伝える能力も上がってくるので、体験してみることも大切ですね。

本日は以上です。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございました!

鈴木正道

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