便秘と下痢の定義とは?食物繊維&内臓治療&栄養指導について!?
皆さん こんにちは
ALLアプローチ協会代表 山口拓也です。
いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!
今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
「便秘と下痢の内臓治療&栄養指導について」
というテーマでお伝えしていきます。
【そもそも便秘と下痢って何?定義は?】
まずは、便秘の定義から話させて頂きます。
便秘ってよく聞く言葉だと思いますが、定義って何なんでしょうか?
便秘の定義は、「排便の回数や便量が減ること」と言われてもいますが実際には明確な定義はないらしいですね。要は、便が出てないってことです!(当たり前ですが)
便の状態で体の状態も把握できますからね!
下痢の定義は、「1日の便に含まれる水分量が200mℓ以上であることと」と定義されています!
【便秘を生活習慣で改善】
●食事指導で便秘を改善させる方法
①水分を摂取する!
水分を積極的に摂取することで、便がに柔らかさが出るので便秘改善につながります!
カフェインとアルコールは、水分を減らすので注意しましょう!
②食物繊維の摂取
(過去の動画で食物繊維の重要性について話しているので知識を付けたい方は、ご覧ください!↓)
③マグネシウムの摂取
過去のマグネシウムの記事はこちら↓
食事指導以外には、運動や睡眠、便秘用のセルフメンテナンスなどがあるます!
【便秘改善の内臓治療】
便秘の原因は、さまざまであり内臓治療だけでなく筋骨格の治療や生活指導も必要となっております!
そして、内臓1つ1つの機能をしっかり把握している必要がありますね!
便秘で内臓治療する際に必要な知識はこちら↓
●消化液の問題
①肝臓・胆のう→胆汁の不足
②膵臓→膵液低下
※胆汁と膵液は、十二指腸に分泌されるので十二指腸の状態も1度見てみましょう!
③胃→胃液の低下
④腸→腸液の低下
●筋肉の硬さ、骨盤の可動性の低下
⑤横隔膜の動きが硬いと、内臓の動きが減少(他動性)してしまいます。
⑥脊柱、骨盤、股関節の関節や筋膜の柔軟性の低下が便秘につながります!
具体的には、腸骨筋や大腰筋、腹筋群、脊柱起立筋など。脊柱は、特に腰椎が腸の反射点にもなっております!
他にも肝臓や脾臓が腸を圧迫して便秘になることや腸そのものの硬さで便秘になる方も多いです!
腸は、盲腸~上行結腸~横行結腸~下行結腸~S状結腸を状態がしっかり見れていると良いですね!
あと……言い忘れましたが足底の治療や経絡も便秘治療に使っていますね!
私は、足揺らし操体をしながら経絡治療と内臓治療を同時に行っています!(セミナーでお会いした時にテクニックを紹介させて頂きますね!)
本日の記事はこれで以上となります!
それでは、また明日!
山口 拓也