肋骨と内臓の関係性【内臓治療‐反射点一覧】
皆さん こんにちは
ALLアプローチ協会代表 山口拓也です。
最近は、パソコンに向かう時間が多いので胸椎の硬さが強いですね。
セルフメンテナンスはやはり大事なので皆様も気を付けましょう!
さて今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
内臓治療のための肋骨と内臓の関係
というテーマでお伝えしていきます。
肋骨には内臓との関係性が非常に強いので
覚えておくといいですよ!
【内臓治療ー肋骨の反射点】
ここに内臓の反射点にはいろいろあるのですが
肋骨編を書かせて頂きます。
①右鎖骨中央部:右肺
②左鎖骨中央部:左肺
※ここまでは呼吸器系!
③左第2肋骨中央:心臓
④左第2肋骨外側:左腎臓
⑤右第2肋骨中央:肝臓
⑥右第2肋骨外側:右腎臓
第2肋骨は、循環器系!
⑦左第3肋骨内側:膵臓
⑧左第3肋骨中央部:胃
⑨左第3肋骨外側:S状結腸
⑩右第3肋骨内側:胆のう
⑪右第3肋骨中央部:回盲
⑫右第3肋骨外側:盲腸
第3肋骨は、消化器系!
⑬左右第4肋骨内側:右副腎 左副腎
⑭左右第4肋骨中央部;右卵巣 左卵巣
⑮左右第4肋骨外側:右子宮 左子宮
第4肋骨はホルモン系!
上記の反射点は、私が評価や治療で使っている反射点なんで
ぜひご参考になさってください!
もしくは、セルフメンテナンスとして患者様に
マッサージするよう指導してもOKです。
実は他にも紹介したい反射点があるのですが、
それはチャップマンによる内臓器官反射点があります。
リハビリ時代に働いてた際に私が使っていた反射点は、
上記の反射点ではありませんでした。
使っていたのは、チャップマンの内臓器官反射点と
グットハートによる筋反射点でした。
すぐやめてしまったんですが・・・
臨床で内臓治療として私が使っていたので、
効果は実際にあったのでこちらに書かせて頂きます。
現在は、あまりこちらの反射点を使っていないのですが
興味がある方は臨床で試してみてください!
下記に詳細を書かせて頂きます!
【チャップマンによる腹部器官の反射点 (前方反射点)】
(器官) (反射点)
・幽門(横隔膜):胸骨全面。主に胸骨体の下方3分の1
・膵臓:第7肋軟骨と第8肋軟骨の間の軟骨に近い部分
・脾臓:左に肋骨弓の第7肋軟骨と第8肋軟骨が形成する角
・小腸:第8、9、10、11肋骨の肋間隙、両側
・虫垂(盲腸)右の第12肋骨の先端
・大腸:外側広筋に沿った外側面中央、両側
・直腸:大腿骨の小転子付近
・回盲弁:上前腸骨棘と小転子の間を結ぶ線上の中央付近
これがチャップマン腹部器官の反射点です。
次回に使い方や方法などを解説させて頂きたいと思います!
反射点は、文献によっても様々なので
使いやすいものを選んでいただけたらと思います!
本日も最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。
それでは、また明日!
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也