「経絡治療×内臓治療×筋膜治療」について
From 山口拓也
埼玉 越谷 整体院より
いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!
今回は、
内臓治療の精度を上げる「経絡治療×内臓治療」について
というテーマでお伝えしていきます。
今回は、内臓治療の精度を上げるための
経絡治療の概念を1つお伝えしていきたいと思います。
皆様は、経絡治療を学んだことはありますでしょうか?
鍼灸を学んだ人はあまり徒手治療としてやらない人が多いと思います。
針治療が基本ですからね。
正直、私も初めて学んだときは、どのように経絡治療を臨床に取り入れようか悩んだこともありました。
というわけで、私が今までの経験から考える経絡治療の使い方と内臓治療の精度アップする方法をお伝えしていきたいと思います。
【経絡治療の使い方 基本 徒手治療編】
①経絡ライン(十二経脈+任脈+督脈=十四経脈)をマッサージ
②経絡ラインに対して拮抗する方向にストレッチ
③経穴に対して徒手圧刺激
④井穴に対して刺激を加える
⑤遠隔から経絡ラインを目で追う、手でなぞる (遠隔治療)
※詳しくは、動画にて解説しております。
【経絡治療のオススメ】
まずは、経絡治療を行うために必要なファーストステップは、12経脈と有名な経穴の場所を覚える事です。
まずは、この場所から覚えないと始まりません。
次に簡単なのは、井穴の硬さを取り切る事です。
井穴?って思う方もいらっしゃると思いますが、簡単に言えば、エネルギーの出入口です。
正確に言えば、気血というんですが・・・
井穴をしっかりマッサージするだけでも十分効果が出ます。
それに早いしセルフメンテナンスとしても使えます。
文章で説明が難しいので、これも動画で解説しておきますね。
【経絡治療×筋膜リリース】
経絡には、経穴というツボが山ほどあります。
実際、筋膜リリースしていると重要な経穴をアプローチしていることが多いんです。
だからこそ、筋膜リリースで筋硬結を取り切る際に経穴である事を意識して欲しいんです。
筋硬結が起こりやすい場所のほとんどは、経穴です。
そして、1つ1つの経穴には、内臓や自律神経に効く効果があります。
例えば、上肢であれば腕橈骨筋が、筋硬結が起きやすい部位で知っていると思いますが経絡の概念で言えば「大腸」にも効きます。
経穴で言う手三里と言う場所ですからね。
ぜひ、筋膜治療をする際は経絡も意識して見てください。
【内臓治療×経絡治療】
内臓治療をする際は、
経絡も意識する事をオススメします。
私自身、経穴と井穴から内蔵アプローチをしていたことが
あるのですが効果としては普通に内臓治療した方が効果は高かったです。(笑)
そこまでの差は無かったですが・・・
なので、普通に内臓治療をすることが多かったのですが
途中で経絡を意識した内臓治療をやった方が効果が高いのではないか・・・?
と思い経絡を意識した内臓治療を活用してみると効果が数段階上がりました。
それは、内臓治療をしながら目線で経絡を流す・・・と言う方法です。
経絡治療をやっている先生は、目線で経絡を流して治療する人がいます。
案外、やってみると簡単ですよ。
私は、通常の内臓治療しつつ目線で経絡治療を行うことで内臓治療の精度が上がりました。
だからこそ、プレミアムコース4日目に
経絡治療を取り入れているんですけどね。
ぜひ、皆様の臨床に少しでも
活用していただけたらと思います。
本日の記事は以上となります。
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也