内臓調整

自律神経障害・冷え性に対する内臓治療テクニックを紹介

冷え性 内臓アプローチについて

From 山口拓也
埼玉県 越谷レイクタウン スタバより

いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!

今回は、勉強熱心なセラピストに向けて
冷え性に対する内臓治療について
というテーマでお伝えしていきます。

皆様は、自律神経障害に対してのアプローチですがどのように行なっているでしょうか?

なかなか、自律神経障害を改善させるのは一苦労ですよね。

私も、先ほど整体院に患者様が来店し極度の冷え性の患者様を治療しましたが糖尿病でなかなか苦労しました。


やはり、生活習慣アプローチからしっかり行うことが重要ですね。

特に夏の時期は、クラーの影響でオフィス、

電車の冷えなどで体調崩す人も多いですからね。

今回の記事では、冷え性に対するアプローチ方法をまとめましたのでぜひご覧ください。

冷え性も末梢のみのパターンや中枢のみのパターンなどもありますが、

今回は「冷え性」で必要なアプローチということで抽象度高く解説していきます。

本当は、冷え性のパターンでアプローチは絞ってくださいね。

【冷え性に対する内臓アプローチ】

(注意):イネイトインテリジェンスで考えれば、内臓の機能自体助け合いをしているので

全ての内蔵治療or弱っている内臓治療は必要です・・・。

ですが、今回は冷え性といえばこの内蔵ということで解説していきます。

■免疫系(肝臓・脾臓・胸腺・腸)・循環器系(腎臓・心臓)をメインにアプローチしていく。


①肝臓治療

肝臓は、「沈黙の臓器」とも呼ばれており負担がかかっていることに気づきにくい臓器です。


肝臓の役割としては、体内での熱産生に非常に関与しています。


基礎代謝の話で言えば、38%が筋肉、12%が肝臓、胃、腸がそれぞれ8%、脾臓が6%、心臓4%と内臓なの中でも熱産生に非常に関与するのが肝臓です。

体温は、1℃上がるだけで3〜6倍免疫力に差が出るとも言われております。

肝臓の機能が下がることは、体温と免疫力を下げるメインの内蔵とも行っていいですね‼︎

②脾臓治療

先ほども話しましたが、体温が1度下がると免疫力に大きな変化が出てしまいます。

体温が1度下がると、白血球の働きが30%低下します。

脾臓の役割としては、人間の約4分の1集まっているリンパ器管であり免疫応答の場所でもあります。

また、古くなった赤血球を破壊し鉄分を取り出し新しい赤血球の材料を作る役割も持っています。

血液を温める場所でもあるので、ぜひ行いましょう‼︎

③胸腺

胸腺ですが、免疫治療の中では肝臓、脾臓に続いて重要な部分です。

しかし、実際に臨床ではやってないセラピストが多いみたいですね。

私自身も正直そこまで多くやらないのですが、免疫機能が異常に下がりすぎている人には確実にやります。

軽度の冷え性であれば、構造的に心臓の上にのっかているため心臓治療と併せて行います。

胸腺は、老化しやすい内臓であり70歳で脂肪組織に変換しますが

代替医療の内臓治療は、70歳超えて脂肪組織に変化しても治療すべきです。

リンパ球の産出、増殖に関与し10歳代がピークです。

ぜひ、胸腺の治療をしてみてください‼︎



④小腸・大腸治療

腸の話は、すると非常に長くなるので、文章では書きませんが免疫系への関与は強いです。

ある文献では、7割の免疫力が腸が関与しているとも言われています。

腸には、免疫系細胞の約7割が大腸粘膜に集まっており

免疫細胞を活性化するのが腸内細菌とも言われています。

ストレスがかかると、腸内細菌叢に変化が起きて免疫力が下がる要因になります。

ストレスは、肺、脾臓、腸、心臓などに悪影響を及ぼすので気をつけましょうね。

人間の身体は、体温36度5分以上が正常に働くように

できていますので内臓アプローチで

体温を上げることから冷え性のアプローチを行っていきましょう‼︎

本格的に改善させるのであれば、冷え性の種類(抹消、中枢など)を評価して

頭蓋仙骨療法と筋骨格・生活習慣アプローチにて改善させましょう。

次回は、冷え性の循環器系や頭蓋仙骨療法について

解説していきたいと思います。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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