内臓調整

内臓治療の構造的アプローチが必要な2つの理由

内臓治療がなぜ構造的なアプローチを必要とするのか・・・?

From 山口拓也
埼玉 越谷 整体院より

いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!

今回も勉強熱心なセラピストさん向けに
内臓治療に構造的なアプローチが必要な2つの理由
というテーマでお伝えさせて頂きたいとおもいます。

最近では、受講生さんも内臓治療をやったことがある人が非常に増えてきましたね。

それだけ、内臓治療の重要性が広まっているということなんですが

みなさんの治療を見ているとまだまだ構造的なアプローチが足りていない・・・

と思ってしまうのが正直なところです。

では、なぜ構造的アプローチが必要なのかという理由を解説していきたいと思います。

【内臓治療に構造的アプローチが必要な2つの理由】

(1つ目の理由)

基本的に内臓は、悪い生活習慣などで負荷がかかると正常な位置よりズレてしまいます。

現代人のほとんどは、ストレスや食生活の問題でズレていると言ってもいいですね。

内臓自体、平滑筋という筋肉です。

ストレスや食生活の問題で内臓に負荷がかかると内臓自体が過剰に働いて平滑筋がすぐに硬くなってしまいます。

すると、内臓内で血液がうっ血してしまいます。

そのため、内臓は硬くなったりうっ血で重くなってしまうと後方(背側)、下方(脚側)にズレてしまいます。

内臓のズレは、さらに二次的な圧迫を引き起こします。

例:①肝臓のズレで腸や子宮を圧迫

②胃のズレにより肝臓と胃は膜でつながっているため、肝臓もズレてしまう

このズレにより生理痛や腰痛を引き起こしているケースが多いので、

しっかり前方、上方にリリースしなくてはいけませんね。

(2つ目の理由)

2つ目の理由は、上記の二次的な圧迫もそうなのですが

内臓の位置がズレているとしっかり機能しなくなってしまいます。

なぜかというと、脳と内臓は自律神経を介してつながっています。

内臓は正しい位置に収まっていないと脳が認知して指令を出すことができなくなってしまうんです。

内臓自体は平滑筋であり、脳が認知して自律神経を介した活動しなければいけません。

しっかり内臓の位置を元に戻してあげて、脳が認知しやすい状態を作り上げることが第一目的です。

この記事を読んだ方は、内臓をリフトする際はしっかり元の位置に戻してあげてくださいね。

それが、症状のもどりや痛みの根本解決につながるはずです。

内臓治療をマスターしていただけると嬉しいです。

本日の記事は以上となります。

最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

生理痛・PM Sに対する内臓・筋骨格・頭蓋仙骨療法について前のページ

【内臓マニュピレーション】内臓治療に必要な腎臓の知識(腎臓リリース・テクニック)次のページ



関連記事

  1. 内臓調整

    薬と肝臓の関係とは?【降圧剤‐副作用‐解毒】

    皆さん こんにちは ALLアプローチ協会代表 山口拓也です。…

  2. 内臓調整

    大網、小網の機能って知ってる?内臓治療に活用する!【免疫】

    皆さん こんにちはALLアプローチ協会代表 山口拓也です。…

  3. 内臓調整

    胃反射点・生理学・アプローチ どんな人に内臓調整するのか?

    皆さん、こんにちはALLアプローチ協会代表の山口拓也です。…

  4. 内臓調整

    【疾患別・自律神経】便秘に対するセルフメンテナンス

    おはようございます。All アプローチ協会 関東支部長 鈴木…

  5. 内臓調整

    【内臓整体・オステオパシー】肝臓・脾臓ポンプテクニック

    内臓調整テクニック紹介!From 山口拓也埼玉 越谷 整体院…

  6. 内臓調整

    【内臓治療セミナー事前学習】 肝臓アプローチのイメージを より明確にする

    おはようございます。いつも当協会の公式ブログをお読みいただき…



公式メルマガ


治療セミナーのご案内


公式ライン@

img src=" https://www.fastinglead.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_4606.jpg

公式YouTube


ツイッター

プレミアムコース


栄養プロフェッショナルコース


1日アロマテラピー講座

SNS攻略100大特典配布中

  1. 栄養学

    プロテインの種類と選び方
  2. その他

    【痛みの関連】胸腰筋膜と腰痛・肩こり・呼吸の関係性について 
  3. 筋膜リリース

    腕神経叢と胸郭出口症候群のしびれについて
  4. 内臓調整

    内臓調整 心臓編 【生理学 テクニック マニュピレーション 効果】
  5. 頭蓋仙骨療法

    【頭蓋仙骨療法】脳脊髄液(CSF)の循環に関する「最新論文」情報について
PAGE TOP