大腸、小腸について!経絡治療?役割は?内臓治療?
皆さん こんにちは
ALLアプローチ協会代表 山口拓也です。
いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!
今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
大腸、小腸、S状結腸、盲腸について!役割は?内臓治療!
というテーマでお伝えしていきます。
【小腸について】
まず、十二指腸→空腸→回腸の順番で説明させて頂きます!
十二指腸は、ローマ字のCの形をしており25㎝程度です。
十二指腸は、肝臓や膵臓から管がつながっておりオッディー括約筋が胆汁と膵液を調整している。
十二指腸→空腸になる際はトライツ靭帯を超えると空腸となります、
※トライツ靭帯は、腸の固定の役割を持っております。
小腸の話をすると非常に長くなってしまうので、小腸経での治療の話をさせていただきます!
小腸経は、手の少指の外側から始まり小腸に向かう経絡です!
小腸経を使用する際は
・小腸の治療のため
・腰痛
・肩こり
・目や耳の障害
・記憶力などに行うことが非常に多いです!
【大腸の役割について】
内臓治療する前は、私も排泄の機能しかないと思っていたのですが
大腸の働きは、排泄だけではないんです!
3つの役割をご紹介!
①消化・吸収
何を消化・吸収するかというと
水分、食物繊維を発酵、電解質吸収など
②排泄
解毒の8~9割は便で行われます!
③免疫
回盲弁は(盲腸と回腸のところ)が免疫(善玉菌を備蓄しているため)と関わっている所です!
※場所は、ASISと臍の間で3等分したところのASIS側にあります。
盲腸が、虫垂炎となるところですね。
押した際に圧痛があれば、回盲弁が硬くなっている証拠ですね。
アルコールの吸収や免疫疾患に関与しております。
ちなみに……
上行結腸側の神経支配は……迷走神経(頸部に症状が出やすい)
下行結腸側の神経支配は……骨盤神経(腰痛として、症状に出やすい)
解剖学的特徴としては、
右側に肝臓、左側に脾臓があり圧迫を受けやすい構造となっている。
結腸曲に圧迫を受けそこから子宮を二次的にも圧迫してしまうため
内臓治療を行う際は、そこも意識する必要があります。
【大腸の治療について】
回盲弁の反射点は、
・右母指球の近位部
・第3肋骨の外側(右)
もしくは、第3~5頸椎反射利用して治療しても可能です。神経支配が一緒です。
●S状結腸について
反射点一覧
・左母指球近位部
・第3肋骨外側(左)
私は、大腸の治療では大腸経を使用することが多いです!
経絡治療ですね!
大腸経は大腸に関係している経絡です!
有名な合谷(ごうこく)というツボも大腸経の一つですね!
全然関係ないですが顔に現れる症状や肝臓由来は、合谷をマッサージすべきと言われております。
大腸経の治療をやる際は
・大腸の治療に使用
・肌荒れ
・頭痛
・歯痛
・肩こり
・腰痛
・充血
・炎症
・腫れの痛みなど様々です!
本日の記事はこれで以上となります!
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それでは、また明日!
山口 拓也