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施術で「もらってしまう」は本当にある?セラピストのためのレイキ・エネルギー療法セルフケア実践法

こんにちは。
ALLアプローチ協会の山口です。

施術をしていると、

「患者さんの疲れをもらってしまった気がする」

このような経験をしたことはありませんか?

レイキやエネルギー療法を学んでいる方であれば、一度は「もらってしまう」という言葉を耳にしたことがあると思います。

もちろん、この現象を医学的に証明することは簡単ではありません。

しかし、施術後に疲労感や気分の変化を経験するセラピストが少なくないのも事実です。

だからこそ大切なのは、

「怖がること」ではなく、
自分自身を整える習慣を持つことです。

今回は、レイキやエネルギー療法で大切にされている考え方と、施術者が実践できるセルフケアについて整理していきます。

【「もらう」とは何を意味しているのか?】

エネルギー療法では、患者さんのエネルギー状態に共鳴し、自分自身の状態が影響を受けることを「もらう」と表現することがあります。

一方で、この感覚にはさまざまな要因が考えられます。

・長時間の集中による疲労
・姿勢による身体的負担
・精神的な共感やストレス
・施術環境による影響
・エネルギー的な感覚

つまり、「もらう」という一言だけで片付けるのではなく、多角的に考えることが大切です。

【レイキで考えるエネルギーフィールド】

レイキでは、人の周囲には「エネルギーフィールド」が存在すると考えます。

一般的には「オーラ」と表現されることもありますが、単に目で見るものとしてではなく、

・身体
・感情
・思考
・意識

などの状態を反映する場として捉えられています。

施術者同士では、

「患者さんの部屋に入った瞬間に重さを感じた」

「触れる前から緊張感を感じた」

といった表現をすることがあります。

レイキでは、このような感覚をエネルギーフィールドの変化として説明することがあります。

ただし、感じ方には個人差があり、すべてをエネルギーの問題と断定する必要はありません。

【エネルギーの共鳴とは何か?】

レイキやエネルギー療法では、

「エネルギーは同調する」

という考え方があります。

施術者自身が不安定な状態で施術をすると、患者さんの緊張や不安に影響を受けやすい。

反対に、施術者が落ち着き、呼吸や意識が安定していれば、患者さんも安心しやすい。

このような関係を「共鳴」と表現することがあります。

だからこそ、レイキでは患者さんへ施術する前に、

施術者自身が整っていること

を重要視します。

セルフヒーリングが最優先とされるのは、そのためです。

【レイキでは「治している」のではなく「流している」】

レイキでは、施術者自身がエネルギーを患者さんへ与えているのではなく、宇宙の生命エネルギーを通す「パイプ」のような存在であると考えます。

つまり、自分のエネルギーを使って無理に治そうとするのではありません。

「自分が治してあげなければ」

「自分が何とかしなければ」

という意識が強くなるほど、身体も心も疲れやすくなります。

レイキで大切にされているのは、

自分が治すのではなく、必要なエネルギーが流れることをサポートする

という意識です。

【最も疲弊しやすいのは「エネルギーを出そう」とする人】

施術者が疲れやすくなる原因として、エネルギーを無理に「出そう」とすることが挙げられます。

レイキでは、

エネルギーを出すのではなく、流す

と考えます。

自分の気や体力を使って患者さんを変えようとするほど、施術者側の消耗は大きくなります。

一方で、自分自身を整え、必要なものが通過することを許すように施術すると、過剰に力を使わずに済みます。

この違いは、長く施術を続けるうえで非常に重要です。

【丹田を意識する】

レイキだけでなく、日本の武道、禅、合気道、気功などでも重視されているのが、

丹田(Hara)

です。

エネルギー療法では、丹田へ意識がある人ほど、自分の中心を保ちやすく、「もらいにくい」と考えられています。

施術中に意識が患者さんへ向きすぎると、自分の身体感覚が薄くなることがあります。

そのようなときは、

・下腹部へ意識を向ける
・足裏を感じる
・呼吸を下腹部まで届ける
・身体の中心軸を確認する

といった方法で、自分の中心へ戻ります。

プロテクションを行う前に、まず丹田を意識することが重要です。

【施術者と患者さんの境界線】

経験豊富な施術者ほど、患者さんとの境界線を大切にします。

「治してあげたい」

「何とかしてあげたい」

という気持ちは大切ですが、強くなりすぎると、患者さんの問題を自分の問題のように抱え込んでしまいます。

レイキでは「委ねる」という表現が使われます。

これは責任放棄ではありません。

必要以上に背負い込まず、施術者と患者さんの役割を区別する姿勢

と考えることができます。

自分ができることを丁寧に行い、結果まで支配しようとしない。

この境界線を保つことが、施術者の消耗を防ぐことにつながります。

【セルフケア① グラウンディング】

施術前後で重要なのが、グラウンディングです。

足裏をしっかり感じ、呼吸を整え、自分の中心へ意識を戻します。

グラウンディングができていると、患者さんへ意識が引っ張られにくくなります。

施術前には、

・足裏の接地を感じる
・数回ゆっくり呼吸する
・下腹部へ意識を向ける
・足裏から大地へ根を張るイメージを持つ

といった方法を行います。

難しい技法を使わなくても、身体感覚へ意識を戻すだけで、自分の状態は変わります。

【セルフケア② プロテクション】

レイキでは、施術前に自分の周囲を光で包むようなイメージを行う方もいます。

これは「外から何かを防ぐ」というよりも、

自分自身の中心を保つための準備

として行います。

光の膜で身体を包む。

自分の周囲に一定の空間を感じる。

施術中も自分の呼吸と身体感覚を忘れない。

このようなイメージによって、施術者自身が安心して施術へ集中できる状態を作ります。

【セルフケア③ セルフレイキ】

最もおすすめしたいのは、毎日セルフレイキを行うことです。

自分自身が整っていなければ、患者さんへ安心感を届けることは難しくなります。

施術をする前に、まず自分自身を癒す。

これはレイキの基本的な考え方でもあります。

セルフレイキでは、

・頭部
・胸部
・腹部
・下腹部
・疲労を感じる場所

などへ手を当て、自分自身の状態を観察します。

目的は何かを無理に変えることではありません。

自分の呼吸、身体感覚、感情の変化に気づき、施術前の状態へ戻ることが重要です。

【セルフケア④ 手洗いと流水】

レイキでは、施術前後の手洗いや、流水で手を流すことが勧められることがあります。

もちろん、衛生面での手洗いは必要です。

それだけでなく、施術の開始と終了を明確にするためのルーティンとしても意味があります。

施術前に手を洗うことで、

「これから施術へ入る」

施術後に手を洗うことで、

「ここで施術を終える」

という区切りを作ります。

手洗いや流水は、身体的な衛生だけでなく、気持ちを切り替える儀式としても活用できます。

【セルフケア⑤ エネルギーコードを手放す】

施術後も患者さんのことが頭から離れない。

夢に出てくる。

急に疲れを感じる。

このような状態を、エネルギー療法では患者さんとの「エネルギーコード」が残っていると説明する流派があります。

そのため、施術後にコードカットと呼ばれるセルフワークを行う場合があります。

例えば、

「施術はここで終了しました」

「ありがとうございました」

と心の中で区切りをつけます。

患者さんとの間に残っているつながりを手放すイメージを持つこともあります。

大切なのは、患者さんを拒絶することではありません。

施術が終わったら、自分の時間と感覚へ戻ること

です。

【セルフケア⑥ チャクラを整える】

エネルギー療法では、施術後にチャクラを整える方もいます。

特に意識されやすいのが、

・第1チャクラ
・第3チャクラ
・第4チャクラ

です。

第1チャクラは、安定感やグラウンディング。

第3チャクラは、自分の意思や境界線。

第4チャクラは、共感や他者との関係。

これらと関連づけて考えられることがあります。

患者さんへ共感しすぎたと感じる場合は、第4チャクラだけでなく、第1チャクラや第3チャクラも意識し、自分の安定感や境界線へ戻ることが大切です。

【セルフケア⑦ レイキシンボルを活用する】

レイキ実践者の中には、施術前後にレイキシンボルを使用する方もいます。

例えば、

・第二シンボル
・第三シンボル
・第四シンボル

などを、

・施術前
・施術後
・施術室
・自分自身

へ用いる方法があります。

シンボルの使い方や意味は、学んだ系統や段階によって異なります。

そのため、自己流で使用するのではなく、自分が学んだレイキの教えに沿って活用することが大切です。

【施術室の場を整える】

施術者自身だけでなく、施術室の「場」を整えることも重要視されます。

例えば、

・換気
・掃除
・音
・香り
・自然光
・植物

などです。

空気がこもっている。

物が散乱している。

強い香りや大きな音がある。

このような環境では、患者さんだけでなく施術者も落ち着きにくくなります。

まず基本となるのは、換気と掃除です。

そのうえで、必要に応じて、

・ホワイトセージ
・音叉
・チューナー
・水晶
・岩塩
・レイキシンボル

などを空間浄化として使用する方もいます。

ただし、道具を使うこと自体が目的にならないように注意が必要です。

最も大切なのは、施術者が安心して集中でき、患者さんも落ち着ける環境を作ることです。

【エネルギーは「防ぐ」のではなく「通す」】

初心者ほど、

・守る
・遮断する
・結界を作る

という考え方へ意識が向きやすくなります。

もちろん、プロテクションが安心感につながる場合もあります。

しかし、上級者になるほど「防ぐ」ことよりも、

通過させる

という考え方を重視することがあります。

・執着しない
・抵抗しない
・受け止めすぎない
・留めない
・流す

患者さんの状態を自分の中へ抱え込まず、必要なものが通過していくことを許す。

これはレイキだけでなく、合気道、禅、気功などにも通じる考え方です。

強く守ろうとするほど、「何か悪いものが来る」という恐れが強くなることがあります。

大切なのは、恐れから閉じることではなく、自分の中心を保ちながら流れを止めないことです。

【セルフケアは生活全体で考える】

エネルギー療法のセルフケアだけを行えば、施術後の疲労がすべて解消されるわけではありません。

睡眠不足。

栄養不足。

ストレス。

運動不足。

長時間の施術。

無理な姿勢。

予約を詰め込みすぎている。

こうした身体的・生活習慣的な問題があるほど、施術後も疲れやすくなります。

そのため、

・十分な睡眠を取る
・食事を整える
・水分を取る
・適度に身体を動かす
・施術と施術の間に休憩を入れる
・自分の限界を超えて予約を入れない

といった基本的な管理も必要です。

エネルギーを整えることと、身体のコンディションを整えることは分けて考えるものではありません。

【最後に】

私はレイキやエネルギー療法を学ぶ中で、

「自分を守る」

という考え方は、とても大切だと感じています。

ただし、

「怖いから守る」のではありません。

施術者自身が整い、穏やかな状態で患者さんと向き合うためです。

施術者の状態は、そのまま施術の質にもつながります。

大切なのは、

・自分の中心へ戻る
・丹田と足裏を感じる
・必要以上に背負い込まない
・自分のエネルギーを無理に使わない
・施術後は患者さんとのつながりを手放す
・施術室と生活環境を整える
・防ぐことよりも、留めずに流す

という意識です。

患者さんを大切にするのと同じくらい、自分自身を整える時間も大切にしてみてください。

毎日の小さなセルフケアの積み重ねが、安心して施術を続けるための土台になります。

ALLアプローチ協会
代表 山口拓也

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