栄養学

【栄養学】肝臓に必要な栄養素とは?

おはようございます allアプローチ協会 鈴木 正道 です。

今回は理学療法士・作業療法士・柔道整復師の方々に向けて、

「肝臓の解毒作用と必要な栄養素」についてお話させていただきます。

肝臓のイメージとして一般の方が持っているイメージは主にアルコールの分解についてだと思いますが、

そのアルコールの分解ですら肝臓はタダでは分解をしてくれません。

私自身、肝臓の解毒について調べてみて思ったことが、肝臓のシステムに関して書いてある本はそこそこあります。

しかし、肝臓の解毒に必要な栄養素について書いてある本は割と少ないかと思います。

実際肝臓に問題があると思って徒手でアプローチすることもできますが、大切なことはインナーアプローチ!

体の中から必要な栄養素をとることで肝臓の解毒作用を高めること!

体に毒素を増やさない食生活をすることで肝臓の負担を減らすこと!

これらをしっかり指導できることで、徒手でアプローチしている効果を何倍にも高めることができると思いまんせか?

今日は解毒に必要なシステムと、必要な栄養素をまとめてみたいと思います。

◆肝臓の解毒作用
①血液のろ過
:毎分2ℓ近くの血液が解毒のために肝臓を通り過ぎる。

肝臓は99%の細菌およびその他の毒物を浄化する。

しかし、アルコール依存症などによって肝臓が傷んでいると通過する毒物は10倍以上増加すると言われている。

◆肝臓の解毒作用
②胆汁の生成
肝臓は、胆汁を生成する過程でコレステロールおよびその他の脂溶性毒物に満ちた胆汁を分泌することで便から毒素を排出する。

◆肝臓の解毒作用
酵素によって不要な化学物質の分解:これを「第一相解毒」「第二相解毒」と呼ぶ。

この第一相・二相解毒システムがすっごい大切!

多くの解毒を酵素を使って行う過程で、ビタミン・ミネラルを必要とします!

ここで必要な栄養素知りたくありまんせんか? 自分のためにも知りたかったので調べました!

ざっくり簡単な説明を読んでから必要な栄養素を確認してください。

【第一相解毒】

第一相では直接解毒して水溶性の物質に変えることで毒を排出することと、より毒素を活性化させることで第二相解毒システムへパスするための中間物質を作る。

この中間物質はより毒が活性しているため体にはより毒素が強い状態。さらに毒素1分子を代謝するのに1分子の活性酸素が産生されるのでより抗酸化作用が必要とされる。

【第二相解毒】

第二相では、第一相で生産した中間物質を酵素を使った抱合反応という作用を使って毒物を中和し、胆汁・尿によって捨てやすい状態にする。

第二相でも一相で活性化されていない毒物も直接分解することもできる。

困ったことは、第一相で必要なグルタチオンというトリペプチド(アミノ酸を三つくっつけた物)を使い果たすと二相で必要なグルタチオン抱合という反応が低下してしまうこと!

つまり、第一相で活性化し二相にパスした毒物が代謝できなくて余計毒素が体に溜まってしまうことが怖いということ。

第一相・二相はどっちもバランスよく働いてくれていることが大切。

【第一相解毒】

シトクロムP450 という酵素群の働きで毒素を分解・活性化する。

酵素が働くために必要な栄養素:

マグネシウム(欠乏すると多くの薬品の有毒性が非常に増大する)

亜鉛

ビタミンC(第一相でビタミンCを使いすぎると、第二相におけるグルタチオンの合成が難しくなる。

【第二相解毒】

重要な6つの経路によって第一相で活性化した毒物を分解する。それぞれの反応には必要な栄養素がある。

グルタチオン抱合:グルタチオン、ビタミンB6

アミノ酸抱合:グリシン

メチル化:S‐アデノシルメチオニン

硫酸化:システイン、メチオニン、モリブデン

アセチル化:アセチル‐CoA

グルクロン酸抱合:グルクロン酸

なんだか難しい名前の栄養素がたくさんでてきましたね、第二相解毒システムに関してはかなり細かいので、おいおい細かく説明していこうかと思います。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。良い一日をお過ごしください!

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