筋膜リリース

頚部前面筋(広頚筋〜顎二腹筋)リリースの重要性

from 山口拓也
整体院 デスク より

いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!

本日は、「頚部前面筋リリースの重要性」について
というテーマでお話をさせて頂きます。

皆さんは、頚部前面にある筋肉に対してしっかりアプローチをしていますでしょうか?

非常に重要な筋肉ですからアプローチの重要性をしっかり勉強しておきましょう。

【広頚筋アプローチについて】

広頚筋は、口角を下方に引く作用を持っている筋肉です。

骨には付着しておらず、皮膚や筋肉に付着しております。

咬筋や胸筋筋膜に付着しているため、つながりから肩こりや頭痛などの関連が深い。

もしあなたが、咬筋や大胸筋などにアプローチしても

緊張が取れない場合は広頚筋が関与している可能性があるので要注意。

リンパの滞りにも関与しています。

【顎二複筋について】

顎二複筋は、前腹と後腹に分かれる特殊な形をした筋肉です。

作用としては、開口に作用したり閉口時に舌骨を引き上げる作用を持っています。

嚥下時に作用しますが、乳様突起から顎二腹筋の収縮を確認することができます。

顎二腹筋が緊張していると

・ハイラリンクス

※ハイラリンクスとは
喉頭の位置が高くなってしまう状態。発声時に声を共鳴させる咽頭腔を狭小させてしまう。

・喉頭の埋まりこみ

※喉頭の埋まりこみとは?
ハイラリンクスは続くと喉頭外筋のみの力が慢性的となってしまう状態。

・舌骨筋や広頚筋の緊張に繋がりやすい

・首こり、肩こりに関連しやすい

・側頭骨・下顎骨の動きを阻害しやすい(1次呼吸)

【下記に顎二腹筋と広頚筋のセルフメンテナンス をご紹介させて頂きます↓】

本日の記事は以上となります。

最後までお読み頂き誠に有難うございました。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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