その他

【内臓調整・テクニック】4つの免疫アプローチ・免疫のひし形とは?

皆さんこんにちは!

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也です。

本日も当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。

今日も、理学療法士・作業療法士・柔道整復師などセラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床で即使える治療テクニックや介入のヒントをお伝えしていきます。

今回は、【内臓治療】免疫のひし形とは?

というテーマでお話していきます。

これは、内臓治療の話になってくるのですが、

・免疫のシステム

・免疫の役割

がある臓器自体の

「調和」、「バランスを整える」

といった手技になります。

これをしていただきますと、

身体の免疫力が高まったりして、風邪をひきにくくなるであったり、

また、低体温の方の平熱が上がっていったりといった効果が期待できますので、

是非手技の方法を覚えていただいて実践していただけたらなと思います。

まず、

「ひし形」

なので、

4つの臓器で構成されます。

人を前から見たときに、

頂点に当たるのが「胸腺」。

左に当たるのが「肝臓」。

右に当たるのが「脾臓」。

下にあるのが「腸(主に小腸)」

以上の臓器は免疫のシステム・役割を担っています。

この4つの臓器の状態が整っていると、

免疫力や体温を高めていくことに繋がっていきます。

つまり、

「自然治癒力」

が高い状態になります。

方法としては、

まず、胸腺に周波数を合わせていき胸腺単独で調和します。

そして、胸腺が緩んできて動きが出てくるところまで調整をしていきます。

次に、片方の手で胸腺を触りながら、片方の手では他の3つの臓器を触ります。(今回は肝臓とします。)

そして、胸腺の動き・緩んだ感覚に、肝臓の状態を近づけていくように、

肝臓に周波数を合わせる・調和をしていきます。

胸腺と肝臓が同じように動いている・緩んでいる感覚を得たときに、

胸腺に触れている手は離さずに、肝臓を触っていた手をその他2つの臓器どちらかを触ります(今回は脾臓とします。)

胸腺・肝臓の時と同様、胸腺の動き・緩んでいる感覚に脾臓も近づけていくように周波数を合わせる・調和していきます。

そして、胸腺の状態と脾臓が同じになってきた段階で、今度は残りの臓器(今回は腸とします。)

脾臓を触っていた手で触ります。

同様に胸腺の状態に合わせていきます。

最後に、肝臓―脾臓、脾臓―腸のような形で動きや緩んでいる感覚が均一になっているかを確認して整えっていれば完了です。

被検者側になると分かると思いますが、その場で体が温まっている感じがし、眠くなってリラックスした状態になります。

気持ちよくて眠ってしまう患者さんもいます。

その場での体感の変化というのが感じ取りやすいのでぜひ実践してみてください。

ポイントは、

・胸腺から周波数合わせる・調和をしていくこと。

・胸腺を基準に、それぞれの臓器を準場に調和・周波数を合わせる。

・最後に、全体が整っているか胸腺以外の組み合わせでも確認してみる。

この流れでやっていただくことをおススメします。

使うタイミングとしては、治療の終わりに行うことが多いです。

たまに、交感神経優位で身体の緊張が亢進しているような方は、

導入部分で実施し、緊張が緩和された状態、施術がしやすい状態に整えてからといったケースもあります。

特に対象となる症例は、

・低体温、冷え性の方。

・体調を崩しやすい、風邪をひきやすい、拗らせやすい方

・リウマチなど自己免疫疾患をお持ちの方

・自律神経失調など、交感神経優位になりやすい方

などにやっていただくと、治療効果を発揮しやすい状態。治療効果を最大限に高めることへも繋がっていきます。

経験談としては、

・治療後のもどりが減った。

・夜間の足の冷えが少なくなった。

・便通が良くなった。

といった結果を出すこともできました。

どちらかというと、変化を出していくというよりは安定させるといった意味合いが強い手技になります。

慣れてくれば2~3分くらいの間でできるようになるのでぜひ練習してみてください。

個人的には、この手技をしたほうが患者さんの治療に対する満足感も高いように思えます。

本日は以上になります。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、ありがとうございました!

それではまた♪

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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