皆さんこんにちは♪
ALLアプローチ協会 山口拓也です。
本日も当協会の公式ブログをお読みいただき誠にありがとうございます。
理学療法士・作業療法士・柔道整復師の皆さんに向けて、
今回は、
「耳を使った頭蓋のセルフメンテナンス」
というテーマでお伝えします。
患者様の中には、前頭骨や蝶形骨など頭蓋骨の動きが悪くなることで、
疼痛の原因となったり、
頭蓋・仙骨リズムの乱れや脳脊髄液の流れが悪くなることで、
自律神経系に影響を及ぼし、
様々な不定愁訴や自律神経症状が起きたりします。
そんな患者様に、
・頭蓋骨の動き
・頭蓋―仙骨リズム
・脳脊髄液の流れ
を良くしていくためのセルフメンテナンスをご紹介します☆
【耳をマッサージする】
<やり方>
⓵両耳をつかんでいただきます。
⓶外側方向に引っ張ります。
③引っ張った状態から上下・前後に動かしたり、回したりします。
手順はこれだけです。
<耳をマッサージすると良い理由>
まず一つは、
頭蓋骨と関係が深い経穴(つぼ)が密集しています。
★頭蓋―経穴の関係
蝶形骨⇒神門(しんもん)
前頭骨⇒飢点(きてん)
側頭骨⇒翳風(えいふう)
後頭骨⇒完骨(かんこつ)
そのため、耳を解すだけでも頭蓋骨の動きの活性化につながります。
また、
耳を引っ張ることで、硬膜のリリースを行うことができるので、
・頭蓋の可動性向上(一次呼吸の拡大)
・脳脊髄液の流れの促通
につながります。
実際の臨床では、
・頭痛
・目の疲れ
・首、肩こり
・首の痛み
・吐き気、眩暈
・食欲不振、過食
・下痢、便秘
・その他自律神経症状
にお悩みの患者様で、
頭蓋の動き、一次呼吸が低下している方が多いので、
このセルフメンテナンスを指導していただくと、
良い結果が出る方もいますので、
ぜひ試してみてください☆
ご自身で試してみてもわかりますが、
目や頭の周りがスッキリすると重います。
本日は以上になります。
最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき誠にありがとうございました♪
ALLアプローチ協会 山口拓也