皆さんこんにちは!
ALLアプローチ協会代表の山口拓也です。
いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、ありがとうございます!
本日も心理学・栄養学・治療テクニックについてお伝えしていこうと思います!
今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
「浮腫の治療について」というテーマでお伝えしていきます。
浮腫って何?というと
水がたまる……ただそれだけです!人間の半分以上が水でできていますからね。
循環不全、血管絞扼の原因を突き止めないと……
メドマー治療だけはもう卒業しましょう!もちろん悪いとは思いませんが……
浮腫だと女性の場合、子宮頸がんとか子宮、卵巣の摘出手術の後は浮腫になりやすいです!
なぜかというと、子宮の周りはリンパや循環を促す物質が多いです!
ゆえに足が浮腫みますので注意してください。
脳卒中の患側手とか……いろいろありますよね( 一一)
自律神経過反射など……
リハビリ時代は、挙上やメドマー、リンパマッサージで治療してましたよね。
今回は、浮腫みと関係がある筋肉や内臓をご紹介するので
今後の臨床に生かしてみてください!
【浮腫改善のための筋膜アプローチを解説!簡単ではありますが………】
リンパマッサージの治療する筋肉!
手であれば
●大胸筋、小胸筋……外側のリンパの循環障害につながります!液下リンパですね!乳びそうのあたりです!
●母指球…小胸筋や大胸筋のつながりもあるので浮腫治療に関与します!
あとは、鎖骨下筋とか肩甲骨胸郭関節とか小円筋とかも見ますね。
足であれば
●腓腹筋……内側上顆、外側上顆の間にリンパ、神経、血管が通ります!膝窩部ですね。腓腹筋が固くなると膝窩部の循環不全が起きてしまいます!懐かしいですが、筋ポンプ作用のメインどこですからね!
●私であれば、アキレス腱とか後脛骨筋も見ますね(^^)
【腰痛で浮腫みの方多いですが………内臓の関係?】
一番関係しているのは……
腎臓です!
腎臓が腸腰筋を硬くして腰痛になる話は、またどこかで(^^)
腎臓がなぜ関係しているのかというと
腎臓の機能として
水分量の調整をしております!
腎臓が固くなると水分量の調節ができなくなり水の流れが悪くなり
人間の身体は重力により浮腫みとなってしまいます!
また、浮腫みになると冷えにつながったりします。
腎臓が固いだけでこんなに症状が↓
・腸腰筋の硬さや胸腰椎部(背骨)の動きの制限
・腹部の硬さ
・冷え性、汗かき、浮腫み
・夜間頻尿などなど
・尿の色が変わったり匂いがするのは、腎機能低下を疑う!
◆おまけ↓
【腎臓の役割もご紹介】
①解毒、排泄 肝臓の代謝物質を尿として排泄します!
② 血圧、体温コントロール
③ビタミンD3の活性化(腎臓だけでなく肝臓も)
④PH調整などがあります!(体が酸性に傾かないように)
※他には心臓の調整とかも必須ですよね(^^)
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!
それでは、また明日!
山口 拓也