ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。
今回は
24時間血糖測定リブレを2週間やってみた実験報告
をお伝えさせていただきます。
最近サッカーの長友選手が出した本の中でも
糖質は完全にカットするのではなく、
自分の血糖値の変動をしりながら
自分に最適な糖質の量を考慮して
摂取していくことが重要だと話されています。
皆さんは自分が白米のおにぎりを
一つ食べたらどの程度の血糖上昇が
起きるか知っている人は少ないと思います。
ガムシロップ一つでどの程度の血糖値、
普段食べているお弁当やジュースでどの程度の
血糖変動を起こしているか知ることで
適切な糖質の摂取を知ることができます。
このリブレと言う機械は
腕に小さい針のついたセンサーを
装着することで
24時間を2週間血糖変動を
記録することができる機械です。
実際に計測しているのは間質液中の
グルコースを測定している機械ですが、
血糖を反映しているとされ
糖尿病患者では保険適応になっている
測定機械です。
一般の方でも利用可能で、
Amazonで購入可能ですが、
針を使うため、センサーパッチを
他人が刺すことは法律違反になるので
ご注意ください。
また医療の知識がない方が
なんとなく使うものではないので
どうしても使用してみたい場合は、
医療職でない方は医師に相談して
使用するようにしてください。
こうした装置を使用する目的は
スポーツ選手が自分の食事管理に
利用する場合もありますが、
一般の方でも血糖の変動が自分の体に
負担をかけていることがないか、
食後の血糖値がどの程度変動しているかを
計測することで
インスリンの抵抗性や
自分の血糖コントロール状況を
知ることができます。
自分で診断することが目的ではないのでご注意ください。
私も利用した目的は、実際日常を普通に過ごして
何を食べて血糖値が変動しているのか
知ることができましたし、
どの時間に血糖値が低いのか、高いのかを知ることができました。
簡単に報告させていただくと
血糖コントロールだけで言えば、
カフェラテにガムシロップを入れる
入れないでの血糖値の違いは、
①ガムシロップ無しのカフェラテ:血糖110
②ガムシロップ有りのカフェラテ:血糖124
私はガムシロップはもっと血糖を
急激に上昇さえると考えていたのですが
思ったよりも上げていない事実に
安心しましたが、
衝撃な上がり方をしたのが
ジュース類の上がり方です。
仕事帰りの夕方、
ふいにのんだ一本の紙パックの
ぶどうジュースを飲んだ後、血糖値は144まで上昇。
私が普段お昼に食べるお弁当で
血糖値が150~160の間に上昇するのですが、
ぶどうジュース一本で144まで上昇することに驚愕でした。
そうなると、レッドブルを飲んだらどうなるのか
試してみたところ
最大160まで血糖値が上昇し、昼食とほぼ同程度の血糖変動を起こしました。
レッドブルと同じ量250mlの
ポカリスエットはでは130まで上昇
500mlのペットボトル半分で、
130なので一本飲んでいたらレッドブルと変わらなかったかもしれません。
これらの数値は私の血糖コントロールでは
という状態なので、他の人が同じ実験をしても
人それぞれの血糖値が出ますが、
ジュース類はこれだけの血糖上昇を引き起こすという負担はすべての人に負担になります。
中にはレットブルを飲んで200を超えてくる人もいるかもしれませんし、
140程度でコントロールできる人もいるかもしれません。
しかし、もし自分が血糖上昇の反動で、
血糖を下げるインスリンが出すぎて
その後低血糖を起こしているようであれば
体調に様々な不調を起こすようになることも
ございますのでご注意ください。
私はこの検査をすることで
普段自分がとっている食事や飲み物が
どの程度自分の体に負担をかけるかを
知ることができたので
自分の体に負担をかけない
糖質コントロールを知ることができました。
一般的に言われていることは
本や、インターネットを閲覧すれば
ある程度はすぐに情報が得られる時代になりました。
しかし、あなた自身のデータは
あなた自身を検査測定することでしか
得られないものなので、
是非自分に必要性を感じる方は、しかるべき方法で自分を知る努力をして食事管理を
より具体的な物にしてみてください。
なかなか始められない方もいるので
YouTubeでご紹介させていただきました。
本日は以上です。
ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道