頭蓋仙骨療法を簡単にセルフメンテナンス する方法?
from 山口拓也
埼玉 越谷 デスクより
いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!
今回は、「頭蓋仙骨療法を簡単にセルフメンテナンス」というテーマで書かせて頂きたいと思います。
皆さんは頭蓋治療やっているでしょうか?
なかなか、頭蓋仙骨療法って時間がかかって臨床で行えない事多いですよね。
というわけで、最も簡単なセルフメンテナンスをお伝えしていこうと思います。
【頭蓋仙骨療法 簡単セルフメンテナンス】
頭蓋仙骨療法では、普通に治療するとなかなか時間がかかってしまいます。
なので、治療+患者様にセルフメンテナンスとして頭蓋調整をご自分でやってもらうことがベストです。
さて、まず1つ目のセルフメンテナンス ですが縫合マッサージです。
これは、縫合の場所に適圧でマッサージしていく事がセルフメンテナンスにつながります。
なぜ、縫合マッサージがいいのかと言うと頭蓋仙骨療法は、縫合を引き離す(リリース)事で
頭蓋骨の可動性(1次呼吸)を広げることが1番の目的となります。
そのため、マッサージを縫合の硬さを改善し1次呼吸を広げられるという事になります。
これ、場所さえ分かれば簡単なんですよ‼︎
では、どこの縫合をマッサージすればいいのか?
解説していきますね。
①冠状縫合
前頭骨と頭頂骨の間
前頭骨と頭頂骨の可動性を引き出せます。
前頭骨なので、肝臓などにも良い影響を与えられますね。
②矢状縫合
頭頂骨の間です。頭頂骨の可動性を引き出せます。
頭頂骨の付近には、脳脊髄液が吸収する静脈があるので吸収を促せますね。
③ラムダ縫合
頭頂骨と後頭骨の間。
脳脊髄液を仙骨に送り出しやすくなりますね。
④鱗状縫合
頭頂骨と側頭骨の間です。
脳室の付近にあるので、脳脊髄液産出を促せますね。
その他にも・・・
(⑤〜⑧の解説はこちら↓)
⑤プテリオン
前頭骨、蝶形骨、側頭骨および頭頂骨の結合点
⑥プレグマ
矢状縫合とラムダ縫合の会合部
⑦ラムダ
矢状縫合とラムダ縫合の会合部
⑧アステリオン
頭頂骨、後頭骨、および側頭骨の結合点
2つ目のセルフメンテナンスですが、耳管を利用した側頭骨リリースです。
耳管と側頭骨って繋がっているので、耳を利用して側頭骨をリリースすることができます。
ぜひ活用してみてください。
3つ目のセルフメンテナンスは、百会です‼︎
「百会」は、「百(多種・多様)」な経絡が「会(出会う・交わる)」という意味の名をもち、
その名のとおりさまざまな健康効果をもつ万能ツボですね。
ここをマッサージするだけで、頭蓋全体の動きを引き出すことが出来ます。
ぜひ、百会マッサージを取り入れてください‼︎
4つ目のセルフメンテナンス ですが、頭蓋周囲の筋膜をメンテナンスしてください。
これは、方法を説明すると長くなりますが
・胸鎖乳突筋・後頭下筋・顎二腹筋
・側頭筋・前頭筋・僧帽筋などなど・・・
頭蓋骨に付着した筋肉に自分でアプローチすることも重要ですね。
本日の記事は以上となります。
最後まで読んで頂き誠に有難うございました。
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也