みなさん こんにちは
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也です。
今回は、セラピストの皆様に向けて
「骨盤の解剖学・神経との関わり・エネルギー状態について」
というテーマで記事を書かせて頂きました。
皆さんは、骨盤についてどれだけ詳しく知っていますか?
骨盤は、脳脊髄液や中枢神経、エネルギー状態にも深く関わってきますので
ぜひ勉強して頂ければと思います。
【骨盤の全体像】
骨盤は、第2仙椎に硬膜管が付着しているため、硬膜の状態に直接影響を与えます。
また、骨盤の捻れは、尾骨と脊髄をつないでいる終糸の連結を通じて、中枢神経系に悪影響を引き起こします。
さらに、脳幹や小脳にも神経亢進を引き起こします。
【チャクラ・エネルギーとの関係】
仙骨は、生命力が蓄えられる場所であり、エネルギーが具現化する場所とも考えられています。
仙骨底は、第2チャクラ(水のチャクラ)が位置しており、尾骨と仙骨尖の間いに第1チャクラ(大地)があります。
骨盤のチャクラは、グランディングのエネルギーや目的、自己像などと関わり、安定感やセンタリングなどとも関係しています。
骨盤の歪みは、これらのエネルギー系にも影響を発生させます。
なので、自尊心や安定感を与えるために骨盤への働きかけが有効って事ですね。
エネルギーの領域の調整で骨盤〜背骨の数センチ上で手をかざして、手をゆっくり尾骨から頭方へ向かって動かします。(渦や脈動を感じ取るようにやりましょう)
骨盤内のエネルギー状態を変化させるアプローチとかもありますので、ぜひ実践してみて下さい。
【第5腰椎と骨盤内の靭帯のつながり】
骨盤を矯正する上で大事な第5腰椎があります。
第5腰椎は、多くの靭帯と繋がっているので覚えておきましょう。
(つながり一覧↓)
・L5の腰椎と第1仙椎をつないでいる尾骨の前・後縦靭帯
・層になった構造をつなぐ横色靭帯
・棘突起の棘上・下靭帯
・腸腰靭帯は、L5と骨盤との連結を安定させています。それは、2つの束で構成され、L5の横突起から放射線状に広がっています。
【腰仙関節】
L5の調整で大事なのが、L5と仙骨間の全ての結合組織やその接続をする腰仙関節です。
L5と仙骨間の関節面と椎間板には、圧縮されていることが多く骨盤の異常に関連することがあります。
【仙腸関節】
仙腸関節は、L字型の関節面を持ち、回転や滑る動きが可能なため、歩く、走る、座る、曲げるなど様々な動きができるようになっています。
仙腸関節は、滑膜性関節であり、関節包が存在しています。
関節包がうまく機能するためには、体液循環が正常なことが必要不可欠です。
なぜなら、関節包内の体液が運ばれる事で、関節に必要ななめらかさや可動性を維持しているからです。
仙腸関節に問題がある場合、仙棘靭帯・仙結節靭帯のような仙腸間の靭帯に伝達され坐骨神経痛などを発症させます。
【骨盤と神経の関係】
仙骨は、関節の中で浮いているように感じられる必要があります。
そのように感じられない場合は、硬膜管等を通して脳幹や師匠、下垂体などの中枢神経系への制限へとつながる可能性があります。
腰仙部の靭帯には、多くの侵害受容器(痛みの受容器)の神経繊維が多くあり、靭帯内の問題が、腰部の慢性的な痛みにつながってきます。
【仙骨の自動性】
骨盤は、1次呼吸と2次呼吸の動きに合わせて自動性の動きを持っています。
この動きが出ていない場合は、仙骨の孔から出ている脊髄神経根に影響を及ばせ、神経亢進や腰痛、臓器の疾患などにも影響する可能性があります。
さらに、後頭骨や脳の体液循環にも問題が現れるかもしれません。
【骨盤と感情の関連】
骨盤は、トラウマとの関連が深いと言われております。
自尊心や教養に関する問題、事故、虐待などのトラウマなどがある場合もあるため、感情のアプローチとセットでするのがオススメです。
【仙骨の不思議】
私のマスターコースで、仙骨〜脊柱〜脳から潜在意識のアプローチをしたりしてますが、
仙骨は本来、「神聖な骨」という意味を持っています。
古くから活力が蓄えられている場所と考えられ、クンダリーニ・エネルギーが存在している場所とも言われています。
◆クンダリーニ・エネルギーとは?
第一チャクラに蛇のような形で眠っているエネルギーのことを云います。
様々な不思議な場所なので、興味がある人はいろいろ調べてみて下さい。
本日の記事は以上となります。
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ぜひ、骨盤矯正レベルアップに少しでもつながると幸いです。
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也