皆さん こんにちは
ALLアプローチ協会代表 山口拓也です。
いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!
今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
「カーフサインって知っていますか?」
というテーマでお伝えしていきます。
内臓治療をするうえで、カーフサインはとても重要なので
説明させて頂きたいと思います。
【まず、カーフサインって何?】
カーフサインは、内臓の状態がふくらはぎの硬さとして現れる現象をいいます。
内臓が悪いことを知らせてくれるサインでもありますね。
ふくらはぎの硬さや圧痛で内臓の状態を評価できるのですが、
そのためにふくらはぎのどこが何の内臓の反射点なのか知らないといけないですね。
なので、カーフサイン版の内臓反射点を説明させて頂きますね。
【カーフサイン内臓反射点】
①副腎……腓腹筋中央部(中央部は広いですが、押して副腎が一番緩む場所を探すと良いですね。人によって少し違う場合があるので)
②腎臓……腓腹筋と内側ハムストの癒着点。分からない人は、腓腹筋内側頭の起始部を押せばOKです。
ここは、硬くなっている人多いですよ。
③肺……腓骨筋上部(腓骨頭やや下)ここは、筋硬結起こしている人多いですからね。
④心臓……左アキレス腱移行部
⑤肝臓……右アキレス腱移行部
などなど……
ふくらはぎは、内臓全体の影響を受けますので硬い人は要注意です。
セルフメンテナンスで、ふくらはぎをマッサージしてもいいと思います。
【実際にカーフサインって治療で使うの?】
もちろん使います。ただ、反射点はふくらはぎ以外にも多くあるので人にもよりますが……
臨床上は、副腎や腎臓で使うことが多いですかね。それは、セラピストにもよると思いますが
その人が一番反応する反射点を利用するのがベストです!
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!
それでは、また明日!
山口 拓也
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