栄養学

【栄養学】脂肪と炎症と毒素(太ることのデメリット)

おはようございます。

all アプローチ協会  関東支部長  鈴木 正道です。

今日は理学療法士・作業療法士・柔道整復師の方々へ向けて

脂肪と炎症と毒素の関係

についてお伝えしたいと思います。

【脂肪と炎症】

脂肪は1g9キロカロリーと糖やたんぱく質と比べて、コンパクトにエネルギーをストックするのに優れている。

この脂肪細胞には核やミトコンドリアがあるが、そのほとんどを中性脂肪で満たすことができ、その3倍ほどまでに膨張することもできる。

問題なのはこの膨張である。

肥満になって、脂肪細胞が大きく成長していくに従い、この脂肪細胞は老化してしまう。

細胞は加齢するとサイトカインが多く分泌され免疫システムが暴走を始める。

一つの細胞が老化すると周りの細胞も同調して、炎症が広がっていく。

炎症は本来身体のディフェンスメカニズムであるが、暴走を始めると全身的に炎症を悪化させていく。

恐いポイントは、脂肪細胞は限定された場所に固まっていないこと、脂肪は体全体にまんべんなく広がっていて、それが同時多発的に老化していくのです。

【なぜ慢性炎症が増えたのか?】

太った人が多い現代は人類の歴史の中では奇跡の時代と言える。

人間の歴史を24時間とするなら23時間59分59秒は、飢餓との歴史であったといえる。

ひとの体は上を回避するシステムは構築されてきたが、エネルギー過剰に対してはほとんど対策がないに等しい。

つまり、時代の進化に、人間の進化がまったく追いついていいない状態です。

肥満に対する防衛システムがないため、脂肪が過剰になり、慢性炎症に陥ると、活性酸素が大量に生産され酸化・炎症・糖化の負のスパイラルにも拍車をかけます。

【脂肪と毒素について】

脂肪と毒について知るためにはまず、昔からある毒と、現代にしかない毒につて知る必要があります。

昔からある毒とは感染症や有害金属で血液や腸に問題を起こします。

そして現代の毒の特徴は食品添加物や農薬、薬、トランス脂肪酸などで脂溶性の毒が多くあります。

脂溶性の毒は体内で脂肪に溶け込み、どんどん溜まってしまいます。

脂溶性毒が恐ろしいのは、脳まで犯してしまうこと。

人間の脳はほとんどが脂肪なので、脂溶性の毒をもろに受けてしまいます。

神経系や細胞膜にも、脂溶性毒は容赦なく入り込んでいきます。

西洋医学の薬は脂溶性の物が多く、人の消化吸収の過程で多くの栄養素は小腸から門脈を通って肝臓に入り代謝されますが、脂質は小腸のリンパ管から全身に運ばれた後に肝臓で代謝を受けます。

この働きを使って薬は全身に効果をもたらしますが、この働きのせいで脂溶性の毒素も全身に回ってしまいます。

脂溶性の毒は脳の血液脳関門も通過してしまうために、頭痛の原因になったり、神経伝達にも影響してしまう。

ほとんどは最終的には肝臓で代謝されて解毒されますが、一部の毒素は脂肪細胞の中に取り込まれて全身に残ってしまうものもあります。

脂肪に溜まった毒を解毒するには、脂肪代謝を活性化して入れ替えるしかありません。

【脂質代謝を促して炎症を防ぎ、毒素を排出する】

・良質な脂質をとることで綺麗な脂肪細胞と入れ替える。

マーガリンなどのトランス脂肪酸を避け、青魚や亜麻仁油などオメガ3の油を摂取し、オメガ6とのバランスをとる。

・インスリンの分泌をコントロールする。

インスリンは中性脂肪を合成してしまい、脂肪を蓄えてしまう。

糖尿病の方はインスリンの分泌がコントロールできなくなってしまうため注意が必要。

反対に、インスリンの働きと拮抗するグルカゴンの分泌や成長ホルモンの分泌を促すことでグリコーゲンの分解を促し、脂質代謝を促す。

グルカゴンは良質なたんぱく質を適量摂取することで分泌が促される。

成長ホルモンは夕方17時頃の筋力トレーニングや夜10時から深夜2時の睡眠によって分泌が促される。

脂質を分解消費して脂肪の毒を排出することは、脂肪に蓄積している毒素をデトックスるすることにもなります。

【まとめ】

脂肪と毒素・炎症の関係は理解できましたでしょうか?

膝関節症や四十肩、腰痛で来院される方々にも痩せた方がいい理由は体重の重さによる負荷だけではなく、

慢性炎症を起こしやすかったり、毒素の蓄積による神経伝達の低下や

筋組織の間に霜降り状に入り込んだ脂肪細胞が毒素をためてしまうことで

運動機能を低下させてしまうために痩せる必要があるということです。

生理学を知ると、重度の腰痛や繰り返す怪我や痛みには

体の内部の問題が影響しているということです。

本日も最後までメルマガを読んでくださりありがとうございました。

今日も一日良い時間をお過ごしください。

all アプローチ協会 鈴木 正道

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