その他

頭痛と本気で戦う3つのポイント 【インナーアプローチ編①】

おはようございます。

All アプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

本日も当協会のメルマガをご覧いただきありがとうございます。

今日も、

理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師など

セラピストの皆さんに向けて、明日からの臨床ですぐ使える治療テクニックや介入のヒントをお伝えします。

今回は、「頭痛と本気で戦うシリーズ【インナーアプローチ編①】」をお伝えしたいと思います。

なぜインナーアプローチをお伝えするかというと

私が病院に行っても、頭痛外来に行っても治せなかった片頭痛を

治すことができた理由がインナーアプローチだからです。

私は中学生の時から31歳になるまで

とても苦しい頭痛症状に悩まされていました。

毎日頭痛の予兆があると休みの日を台無しにしてしまい、

休みの日がまるまる辛い一日になることもありました。

若い頃はデートの日に頭痛で辛いと

彼女にヘタレ扱いを受け、寝込んでいましたし、

せっかくの有給消化で休みを満喫しようにも

大半を頭痛で苦しむ時間で消費してしまいました。

当然、頭痛に対して整体や筋膜リリース等

いろいろ試してみましたが、私には結果を出すことができませんでした。

なぜ結果がでなかったのかは、治せたときに理解できました。

私の原因は、姿勢やら筋肉ではなく

食生活の悪さによる体内毒素、酸化ストレス、炎症

ミネラル不足によるミトコンドリア活性の低下

肉体疲労によるセロトニン合成の抑制 

が原因でした。

あくまで、私の原因です。

片頭痛の原因には十人十色あるので私の原因としてお聞きください。

中学生当時の私の生活は

朝から部活でマラソン、夕方にもしっかり部活

土日も試合

途中から学校内の駅伝の練習もあり、サッカーの部活後に

駅伝の練習で走り込みが続き

常に疲労状態でよく足をつることが悩みでした。

食事は白飯大盛り2杯に

とにかく肉肉お肉肉お肉

母親にはコロッケはおかずにならないともんくを言うこまったちゃんでした。

好きな飲み物はコーラ ロング缶ぐびぐび飲んでいました。

運動は高校までで終わりましたが、食生活の悪化は

中華料理屋でバイトを始めたのをきっかけにさらに悪化

運動をやめたのをきっかけに67キロだった体重は

31歳の時にとうとう85キロまで増加し、

自分の足のアーチを破壊しました(笑)

そんな私は、32歳で体重は73キロまで戻し、

頭痛は卒業。しょっちゅうこむら返りで苦しんでいた

症状もなくなりました。

今とても健康です。

私の頭痛の原因は生活習慣が作る体質の悪化でした。

私の頭痛の原因を治した3つのポイントをお伝えします。

ポイント1脳内セロトニンを増やす

ポイント2ミトコンドリア活性を高める

ポイント3酸化・糖化・炎症ストレス体質を改善する

この三つのポイントが片頭痛を改善してくれました。

【脳内セロトニン】

過去のメルマガでもお伝えした通り、

セロトニンには腸で作られるセロトニンと脳で作られるセロトニンがあり、

両者の名前は一緒ですが、生成のメカニズムや作用がまったくことなります。

片頭痛の発症は、脳血管内での血小板の凝集などにより、

脳血管内のセロトニン濃度が

短時間にかつ急激に変化することによって起こります。

本来全身を循環する血液中のセロトニン濃度は

脳血管を過剰に収縮・拡張させることがないよう

自律神経で適正にコントロールされています。

頭痛はこの自律神経のコントロールの範囲を超えた時に起こります。

この自律神経をコントロールしているのが、脳内のセロトニンなのです。

つまり、自律神経をコントロールする(現場指揮をする)のが

脳内セロトニンで、

血管を伸縮させる(現場で作業する)のが

血小板に含まれるセロトニンということです。

多少血小板が凝集しても、

脳内セロトニンによって自律神経がコントロールされていれば

片頭痛は起こりにくいです。

※脳内セロトニンを増やす方法

ステップ1:食事

脳内セロトニンの材料となるトリプトファンと

合成を助けるビタミンB6および

マグネシウムや亜鉛といったミネラル(補酵素)を摂取しましょう。

ステップ2:筋力強化

筋肉の合成にはトリプトファン以外のアミノ酸が多く使われます。

私たちの筋肉はトリプトファン比率が低く、

筋肉の合成にはトリプトファン以外のアミノ酸が多く使われるため

相対的に血液中のトリプトファンの割合が増えることになります。

すると

トリプトファン濃度が高まることで

脳内へのトリプトファンの取り込み量も増えて

脳内のセロトニンの生成量が増えることで片頭痛になりにくくなります。

自律神経セミナーでは

自立神経症状に対する徒手的アプローチをご紹介いたしますが、

やはり、自律神経をコントロールする、

神経伝達物質の生成がとても重要になることは

みなさんに理解していただきたいと思います。

セロトニンの役割は他にも多くありますが、

頭痛における、

自律神経のコントロール(血管の伸縮)に大きく影響することを

今回は覚えておいてください。

次週のメルマガで、

ポイント2ミトコンドリア活性を高める

ポイント3酸化・糖化・炎症ストレス体質を改善する

についてお伝えさせていただきたいと思います。

本日も最後までメルマガをご覧いただきありがとうございました。

今日も一日良い時間をお過ごしください

鈴木正道

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