頭痛アプローチ

【頭痛の種類】自律神経の乱れによる頭痛から解放されるポイント

おはようございます。

鈴木 正道です。

今回は、「自律神経失調症による頭痛から解放されるポイント」をお伝えさせて頂きます。

頭痛に関してはリスクもありますので種類とリスクを理解して頂き
安全に頭痛改善に取り組んで頂きたいと思います。

今回は頭痛の種類とどのように症状が混ざっていき、複雑な問題になっているかお伝えさせて頂きます。

【緊張性頭痛】
肩や首すじのこりとともに、頭が締め付けられるような痛み。

毎日のように起きる頭痛だが、それほど強い痛みではなく、

仕事や日常生活ができなくなるような頭痛ではありませんが

精神的、肉体的、どちらのストレスも引き金となり多くの場合

「頭に輪をはめてしめつけられるような」と表現される頭痛を起こします。



【片頭痛】
頭の片側や両側がズキズキガンガン。
吐き気を伴うような頭痛が一定の期間をおいて繰り返す。

月に1~2回、多いときには週に2~3回、発作的に強い頭痛が起こり、
脈打つような痛みで体を動かすと痛みがひどくなり、
悪心・嘔吐をともなったり、音や光に敏感になります。

20~40代の女性に極めて多く見られるのが特徴。

これらの緊張性頭痛・片頭痛に加えてさらに重度になると↓

【群発性頭痛】
激しい痛みが片側の目の奥に起こり、
「目の奥をえぐられるような」
「柱に頭をぶつけたくなるような」と
形容されるような激しい痛みが、片側の目の奥に起こるのが特徴です。

涙が出て、目が充血し、鼻水がでるなどの症状を伴います。

多くの場合、年に1~2回、期間は1~2ヶ月、毎日のように激しい頭痛が繰り返し、
あまりの辛さに自殺の原因にもなるため注意が必要な頭痛です。

そして頭痛が悪化していって起きる病気など命の危険がある頭痛が・・・

【くも膜下出血】
頭をバットで殴られたような痛み、
さらに、吐き気や嘔吐を伴う症状。

【髄膜炎】
頭全体、特に後頭部が強く痛み、
うなじが硬くなって、
体を動かすと痛みが増す。
そして、38~39℃の熱がでるような症状。

【脳出血】
頭痛や吐き気にともなって手足がしびれて、感覚が鈍ったり、動かせなくなる。
意識がぼんやりして、ろれつが回らないような症状。

【脳腫瘍】
頭全体や一部分の重い感じや鈍痛が徐々に悪化していき、
吐き気がないのに突然吐くような症状。

【慢性硬膜下血腫】
思い返すと1~2ヶ月前に頭を強く打った覚えがあり、
頭痛の他に手足の麻痺や尿失禁などがあるような症状。

このように、頭痛に対して民間療法や整体などで
なんの知識もなく対処しようとすることは
とても危険が伴います。


私も頭痛で相談されるケースに関しては、まず専門病院で相談された後に、
脳に腫瘍や血管に異常がないか、内科的に問題がないかを検査された後に
相談にのるようにしています。


こういった医学的検査を受けずに頭痛に対して
整体などのアプローチを続けることは、おすすめできません。

命に関わることなので、まずは医療機関で相談することを
頭痛に関しては大切にしてください。


しかし、病院に行ったからといって解決するわけではないことが多いのも現実です。


また、薬を飲み続けることで痛みが改善することがゴールのように
なってしまうことも私は違うと思っています。

頭痛の痛みはなってみた人にしか分からない苦しみだと思います。

私も13歳頃より頭痛に悩まされ、29歳の時1ヶ月毎日激しい頭痛と吐き気に
苦しみ続けた時期があり初めて頭痛外来を受診して検査を受けました。

その時は痛みがとれてくれれば、なんでも良いと藁にもすがる気持ちでした。

正直、本気で頭痛に苦しんでいる時には、薬を我慢しろと言われて我慢できるような
痛みや苦しみではありません。

薬を止めることはできませんでしたが、薬を飲み続けることに疑問を感じました。

薬を飲み続けている状態は、治ったわけではなく
逃げられるようになった状態であり、問題はそのままです。

私のように片頭痛から急に群発性頭痛を発症する
ケースもあり、そのうち命に関わるような
頭痛に繋がることもあるため、頭痛という警告症状のうちに
薬でその場しのぎを続けるのではなく、薬を飲まないでも頭痛がない状態。


頭痛を克服した状態を目指していくことが、とても重要だと思います。

今後のメルマガでもお伝えしていきますが、
頭痛がある方の問題は、頭痛だけで済むケースはほとんどありません。

必ずなんらかの他の症状にも繋がります。

頭痛の原因は頭痛学会でも仮説が立てられ、その仮説に対して
薬で効果が出ているので、原因も徐々に明確になってきているようです。

しかし、病院では薬の処方が一番科学的根拠があるため病院では
細かい生活習慣の問診や、運動機能の評価が頭痛の診察に一般化されている状態ではありません。

しかし、頭痛の薬の効果を調べていくと「血圧の調節、血流の調節、炎症」が主な原因と
なっています。

これらを調節するのは、自律神経であったり、ホルモン、生理活性物質で
あったりしますが、結果として血流が穏やかに流れて、
炎症体質が改善することが頭痛の改善に一番重要となってきます。

次回のメルマガでは、
頭痛体質を改善していくために重要な
ポイントをお伝えさせて頂きます。

私は20年近く頭痛に苦しめられてきましたが、
頭痛を治すと決めて頭痛改善の仕組みを勉強してから
頭痛から解放されています。

頭痛で苦しむ皆様に少しでも解決の糸口に
なれば幸いと思います。

今回は安易に頭痛に対して民間療法に
走る危険性と、頭痛の種類、
頭痛の大切な改善ポイントについて
お伝えしました。

次回の頭痛体質改善のメルマガも
参考にしてください。

皆様が健康で幸せな毎日を送れますように
今日も一日良い時間をお過ごしください。

鈴木正道

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