内臓調整

【内臓調整】 肝臓が訴える不調のサイン(前編)

おはようございます。

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

今回は、「肝臓が訴える不調のサイン(前編)」についてお伝えいたします。

肝臓にアプローチする価値や意義を出来る限り知っていただくとともに

内臓治療の価値もできる限り感じて頂ければと思います。

すべて内臓をアプローチすれば、万事解決するような記事や投稿を

見かけることもあるかもしれませんが、そんなことはありません。

重度の短縮があれば丁寧に筋膜・筋・関節・皮膚・神経系にも

アプローチは必要ですし、丁寧に運動を指導することも必要で精神面をケアすることも必要です。

内臓にアプローチすればすべて解決というわけではなく、あくまで体の中の一つのシステムとして捉えていただければ幸いです。

「イネイトインテリジェンス=自然治癒力・自己治癒力」

を向上するために

自身の「排泄(解毒)同化(吸収)適応(免疫)生殖、成長=自然治癒力」を向上する必要があります。

私が内臓にアプローチをするようになったのは、肩関節周囲炎の患者様で苦戦していた時でした。


簡単に治せる人もいればどうしようもなく苦労する人もいました。


その違いはどこにあるんだろうと思い炎症の勉強をしてみたり、

循環・リンパの勉強をしてみたり方法論をいろいろ模索してみたりしましたが、

やはり患者様の体質や生活習慣の差も回復に影響してくることが徐々に分かってきました。

私が最初に体質や内臓にアプローチに挑戦したのが、肝臓アプローチと水分摂取の指導でした。

確実に患者様に喜んでいただける機会が増えたことは確信しています。

しかし、知識も乏しく肝臓にアプローチしていくのも実際そそぐエネルギーが変わってきます。

今回は、肝臓が出す身体的不調のサインをまとめて、こんな症状やサインのある人は肝臓の不調や疲労、循環不全を疑ってみていただけるようになっていただければと思います。

1:肝臓周辺の痛み

腹筋の右上の当たりの痛みは、肝臓に問題があるサインかもしれません

飲酒や特定の薬の使用によって圧痛や安静時痛、張りを訴えることがあります。

基本的に鈍い痛みだが急激な痛みになることもあるので、強い痛みを訴える場合は即内科受診をおすすめします。

肝臓の消化・吸収・解毒がきちんと働いていないと痛みとして出現=消化ができていない、毒素が排出できていないと表している。
※肝臓の血流が低下すると血流が逆流し、体の中を流れる側副血流がろ過されていない血流を全身に流してしまうためとても危険です。

2:下肢の浮腫

肝臓の問題を放置すると自分でその問題を解決しようとして最後には肝臓自体の細胞を傷つけてしまいます。

傷ついた細胞が増えると肝臓が正しく機能できなくなり肝臓内の血流の遮断を起こしかねない自体になります。

肝臓の血管が高血圧状態に陥り、全身循環が滞ると足に必要以上の血流が流れることになります。

この状態を浮腫と言う、浮腫は痛みを伴わないが、だるさや、足の重さ訴えたり転倒の原因になります。

原因が明確になりにくい浮腫も肝臓血流の低下を疑ってみましょう。


3:体重増加

食べすぎや体質的な問題以外で、体重が増えていく場合は肝臓の検査が必要。

食べ物や特定の薬に肝臓が対応できていない可能性があります。


そうすると分解されていない脂溶性毒素は、脂肪細胞にどんどん蓄積されてしまいます。

肝臓についた脂肪を落とすためには、つまり肝臓に溜めこんだ脂溶性毒素を落とすには、痩せる以外に方法はないです。

ファスティング是非おススメです!

4:食欲減退

食欲が減退すると痩せたい人には好都合ですが、だからと言って甘いものや高脂肪の物を我慢できるわけではありません。

食欲がなくなるというのは年だからでは済まされない状態です。

吐き気や体重の減少を伴った食に対する興味の薄れは、肝臓疾患の初期症状であると言えます

始めの症状はほとんど風邪や疲労のような症状ですが、それは悪くなる一方で勝手に改善することはなく排泄が機能しなくなってきた肝臓は消化機能にも影響を及ぼす。

これは説明のつかないような、ひどい嘔吐の原因となったりします。

もしここにあるような症状があれば、ためらうことなく内科受診を促しましょう。



肝臓疾患は内科の適応、体質低下、障害予防、自己治癒力向上は、我々が関われる分野だと思います。

続きは次回のメルマガでお伝えさせて

いただきますので

本日は以上になります。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございました!

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道

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